【仕事・DX】ChatGPTはいつでも相談できるメンター
もう普通に使ってますよね?
ChatGPTやAI系APIを普通に活用
こんな記事を見つけました。
記事によればハッカソン参加者の7割が何らかのかたちでChatGPTを利用したとのこと。アイディア出しやプレゼンの構成だけではなく、主な利用の仕方はコード生成をしてそれをベースに修正して利用したとのこと。
つまり、ChatGPTを使えばハッカソンという短時間の中でそれなりに動くソフトウェアが作れてしまうということ。さらにAI系APIも半数が利用していることからChatGPT以外のAIサービスやGenerative AIを使ったアプリやサービスがあっという間に実用レベルになってしまうということです。
しかも個人で参加して入賞するレベルのものが作れるようなので、Generative AIやAI系APIのインパクトは強烈です。
仮説検証のためのMVPなんかもすぐできそう
先程の記事からは興奮度合いが伝わってくるのですが、ハッカソンでのスピード感やアプリのクオリティを見ていると、新規事業や新サービスの開発においての仮説検証でも、MVPなんかもお客様がそこそこ触れるレベルで作れて検証もできてしまう感じですよね。
画面だけのユーザーインタフェースでのモックもすぐできそうですし、動くものもChatGPTを使ってコード生成できればかなり時間短縮できそうですもんね。
さらにいえば、シチズンデベロッパーの裾野も広がりそうです。ITエンジニアが足りないと言われている中でも、ChatGPTへの質問がそれなりにできればコード生成できて多少手直しすれば使えるなら、現場の近いところでサクサクット作ってリリースして業務に活用できれば、日本の生産性も爆上がりな気がします。
ChatGPTは相談しやすいメンター
また、先程の記事の中で、困ったときには最初の相談はChatGPTにして、それでも分からないことや深掘りしたいところは人間のメンターに聞くという話があり、これで開発効率が倍になったという話があります。
ちょっとしたことを人間のメンターなどに相談するのは気が引けるというときに、気軽に何時でも聞ける自分のメンターとしてChatGPTを使うのはかなりアリな価値と思います。私もChatGPTは壁打ち相手やセルフコーチングに使えないかと思っていたので、このようなメンター的な役割をChatGPTに持たせる事例は増えてきそうです。
それに人間相手だとなかなか相手に負荷をかけてしまったり、相手の事情や状況が見えない中で相談することを迷ってしまって時間をロスしてしまうなど、どうしても人間同士の関係で気を病んでしまうこともあるでしょう。相手がChatGPTならそんな気遣いや忖度も要らないので、むしろオープンな姿勢で質問に臨むことができるようになります。
まだまだビジネス用途で本格利用するには精度やセキュリティ面など、新興技術につきまとう課題はありますが、そこまでミッションクリティカルでなければどんどんChatGPTは活用してもよいですし、むしろ使いこなせないと大きく生産性や成果の質・量でも差を付けられてしまうかもしれませんね。
※ちなみにトップバナーの画像の元は、Stable Diffusionで作成しました。
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