見出し画像

【マネジメント?】教えてあげてね

ちょっと仕事やマネジメントに関係なさそうですが…関係するかも?(笑)

子供への注意喚起

今日、このニュースを目にしました。

最近、増えているそうです。
そして自分にはまだ小さい子供もいるのですが、不用意に何でも触らないようには普段から言っていますが、万が一を考えると心配です。

なので注意をしようと思ったのですが、そこで頭にふと浮かびました。

「これ、いつものように『絶対触らないでね!』というと、イラッとされるな…」

子供を取り巻く環境には様々な危険やリスクがあります。うちの周りでもそこそこ不審者が出たり、事故のニュースも聞くので、何か起こってからでは遅いですし、親としてどうしても過保護気味になってしまいます。

なので、いつも子供に何か注意したり、注意喚起をすると、言われるのは、

「わかってるよ!」「触らないよ!」

と、語気強めに言われ、機嫌を悪くしてしまいます…

言い方一つで反応は変わる

ということで、言い方を変えてみました。

ニュースの記事を子供に見せつつ、

「○○(子供の名前)は、触らないと思うけど、一緒にお友達と遊んでいると興味を持って触ってしまうお友達がいるかもしれない」
「もし、これを見かけて触りそうだったら、教えてあげてね」

このように話してみました。
そうすると子供の反応は、

「うん、わかったよ。自分も触らないし」

ということでイラっとさせることなく穏便に注意喚起することができました。

メンバーのマネジメントにも使えそう

最初に仕事やマネジメントに関係ないかもしれないけど、やっぱり関係するかも?と言ったのは、子供でも大人でも、何か注意喚起されたり、注意されるのは、イラッとします。(私もイラッとします。特に批評家みたいな人に言われると・笑)

もちろん言う側は心配して言うのですが、言い方がキツくなることもあります。
これは心の奥底に、

「きつく言わないと、こいつは言うこと聞かないだろうな」
「自分が言ってあげないと駄目なんだよな、こいつは」

という相手が未熟である、など下に見る気持ちが含まれているのではないかと思います。(気づいて無くても、日々のモヤモヤやストレスから積み上がってます)

家族だと私の子供のように「わかってるよ!」と強く言い返えされるというフィードバックがあるので、ハッと気づかされることはあるのですが、会社や組織で上下関係があるとよっぽど気が知れた関係でない限りは、「…わかりました」というフィードバックになることが多いでしょう。

このようなモヤモヤ・ストレスをお互いが持ち続け、積み重ねていくと組織やチームはギスギスし、まともなコミュニケーションが成立しなくなり、より一層悪影響が出てしまいます。

仕事においても、何か失敗しそうなポイントや気にしておくべき事項があるなら、

「××のところは注意したほうがよいね。良い学びになった!」
「もし誰かが同じ間違いしそうなら教えてあげてね」

と、「教えてあげてね」と言ってあげることで、柔らかくその本人に注意喚起しつつも、相手に存在承認を与え、その人からさらに広げてもらえれば、組織やチームの学びも広がっていくという良い影響が出せるかもしれません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?