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【コーチング】主軸から広げる

自分のキャリアの中に軸がありますか?

私は正直無かったのでしたが、コーチングを学ぶことでコーチングを軸にキャリアを広げられないかなと考えました。

noteを始めた当初、自分にはスペシャリティがなくて、どうにかしないとという課題感を持っていました。

コーチングは、対話によって相手の内省を促し、行動変容から目標を達成を伴走支援・貢献するためのコミュニケーションの手法ですが、これは組織のマネジメントでメンバーの業務目標やキャリア設計に活かせます。

また、現在私はマネジメントよりも、新規事業の関係で実際に新規事業に携わっている人を前に進めるための伴走支援やメンタリング、支援の仕組み構築が主業務になっていますが、この中でも特別な業界の知識やノウハウが自分自身になくても、答えが無く不確実性の高い新規事業の立ち上げ担当者を前に走らせる方法として、コーチングは有効です。

そしてチームで業務を行っていく中で、これも不確実なものに立ち向かいつつも、早く失敗して学習し、軌道修正していくアジャイルの手法でも、チームやステークホルダーとの対話は重視されています。

実際の自分の仕事とコーチングを紐付け、コーチングを軸として、新規事業の価値創造の支援とアジャイルにまでコーチングを広げていくことで、自分のスペシャリティを見いだしてきた次第です。

掛け合わせによって、ユニークな人材になれることも以前記載しました。

今回改めてこれを話題にしたのは、最近コーチングを行ったクライアントの方が、やりたい事が複数あるが、どれもやりたい。そして、専門性として複数あるものを掛け合わせたもので語りきれる専門分野が存在せず、仕事の中でも自分の職種を一つに定義が難しかったり、学校に行ってさらに学びたくても、どこに行けば良いかわからなくなった方がいました。

その方自身は、自分は中途半端なのではないか?と、どっちつかずな状態であるということに悩んでいるようでした。

このとき、私はこのクライアントの方には、まさにこの記事の前半で書いた軸の話をしました。そして私自身も何物にもなれないという不安と悩みがあったこともお話しし、先ず何か軸を決めて、広げていけば良いことを提案させてもらいました。

そして、もし一つの名前に語りきれないような職種や専門分野であれば、新しく作ってしまうのでも良いのではないかという話もさせていただきました。

いくつかやりたいことややれることがある中で、全部が同じだけ好き、同じだけ得意、というのは実は無いのではないかと思います。少しだけでも頭が出ているものや、自分がやりやすいと直感的に感じたものを主軸にしつつ、主軸から広げて、結果的に自分のオリジナリティのある専門性としてしまって、自信持って進んでいけば良いのではないかと思います。

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