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アジャイル

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アジャイル開発というより、アジャイルの考え方・プロセス・プラクティスを活用した組織マネジメントや組織改革など開発以外に関することをまとめる予定です。
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2022年9月の記事一覧

【仕事・キャリア】FY22-2Q むきなおり

明日から10月ですね。4月からの会計年度だと下期にあたり、あっという間に半分過ぎてしまいました。 昨日は第二四半期の「ふりかえり」をしたので、今日は「むきなおり」をします。 昨日のふりかえりはこちらです。 参考に、FY22-1Q(第一四半期)のむきなおりはこちらです。 目標の言語化と1Qの課題今年度の目標を言語します。 1Qのむきなおりの結論としては「目標値を変えない」という判断でした。 再掲になりますが、書いておきます。 加えて、1Qのむきなおりで言語化した課題は以

【仕事・アジャイル】リアクティブとプロアクティブ

今の時代に合うのは、待ちの姿勢か?自分から取りに行く姿勢か? 変化が多い時代は「リアクティブ」の方が良い?以前から書いているように、私は社内のDX(デジタルトランスフォーメーション)に関わっており、その中でもこの変化に富む時代にどのように企業として価値創造をしていくかについて取り組んでいます。 変化に富む時代だからこそ、正解のない中で探索と検証を行い、間違いながらも学びを得て「分かること」を増やし続けて前に進むしかありません。 よって、この学びを増やすためには「仕掛け続

【仕事・アジャイル】「決める」ためのエネルギー

連休なのに台風もあり、気圧の関係であまり調子が上がりません… またちょっと緩めの記事ですみません。 何か「決める」にはエネルギーが必要どこの誰かに言われたのか忘れましたが、鮮明に記憶しているのが「決めるにはエネルギーが必要」という言葉でした。 確かに何かを決める・決断するというときには、頭の中でいろんなロジックが巡ります。思考的な部分だけではなく、本当にこれでよいのか?という悩みや迷いという心の面にも影響してくると感じます。 仕事というのは常に何かを決めるというプロセス

【アジャイル・マネジメント】「助け合う」という関心

助け合うことで関心が持ち合える、関心があるから助けられる… お助けボードがなんか良さそうつい先日、パナソニックさんのアジャイルセンターの記事を読みました。 開発手法だけではなく、組織改革・組織運営にアジャイルを取り入れている点など、共感できる部分が多かったです。 特に面白いやり方だなと思ったのが「お助けボード」の話でした。 これは仕事の「見える化」の一貫なのですが、誰が誰をどんな内容で助けたかを見える化するボードとのこと。 アジャイルを始めるにはまず全ての仕事をオープ

【仕事・アジャイル】はじめることをやめる、やめることをはじめる

やることばかり増やしても、改善はうまく動きません。 どうしてもやることを増やしてしまう以前、やめることが難しいという記事を書きました。 ここ最近、新しい事をはじめると何かと改善点が見えてきますが、本来ちゃんとやっておくべき改善もあれば、これまでの延長線でなんとなくやっておいた方が良いという感じではじまる改善もあります。 改善をすることは工数ゼロでできる話ではありません。 つまり、改善するというアクションやタスクを起こした時点でゼロより大きい工数は取られることになります。

【仕事・アジャイル】一旦頭のものを出してみる

大人も子供も、まず頭の中を「見える」ようにすると前に進める。 日記が苦手な子供私の子供は日記を書くのがあまり得意ではありません。(得意という子はもしかすると少ない?) 夏休みの宿題でも日記はありましたし、学校が始まってもたまに日記の宿題が出ます。そこまで私も妻も旅行やイベントに行ったりするわけでもないので(夏も猛暑ですし、パンデミックですし)まずネタに困ります…昨年は毎週日記の宿題があったので地獄でした(汗)。 でも、なんとか親心で日記に書けるようなネタは作るのですが、子

【コーチング・アジャイル】本来の役割や仕事をオープンにする

リーダーは「なんでも屋」ではない。 間に落ちている仕事を拾ってくれない…コーチングを行っている新規系のプロジェクトのリーダーさん(仮にAさん)がずっと悩んでいることとして、プロジェクトのメンバーに役割を与えてはいるのですが、誰がとるべきか迷うような、いわゆる「間に落ちている」仕事や課題をメンバーが自主的に取りに行かないという問題がありました。 新規系のプロジェクトで人数も多くは無く、やることがたくさんあるため、Aさんはメンバーに自主的に落ちている仕事を拾って対応して欲しい

【マネジメント・アジャイル】「組織」は世の中に価値を届ける「プロダクト」

自分たちをお客様に価値を届ける機能と手段と捉えよう。 日本の組織に「芯」がないというお話市谷さんの書籍「組織を芯からアジャイルにする」の中にある、日本の組織が芯を失っているという話は、これまで組織やマネジャーの問題を書いてきたことに共通することで、共感と納得しかありません。 この辺あたりも経営層やマネジメントに芯(意図)がないことが問題です。 組織やチームにおいて、自分たちが何者か?今どのような状態で、どこに向かっていくのか?何を価値観としているのか?何をやって何をやら