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ラーメン探訪④ 煮干しの香ばしさに驚く一杯の回@渋谷区神山町NHK前

あっさりラーメンが好きなJoaoです!ゴッツイ豚骨スープや背脂は好みません!私が好きなのは、「鶏白湯」「煮干し醤油」「塩生姜」などの「あっさり方面」でございます。

そんな私のラーメン探訪の第4回目は、私がこれまでに数えきれないほど足を運んでいる、渋谷区神山町にある「已己巳己 (いこみき)」さんです。ちょうどNHKの向かい側の路地にあります。(これだけ足を運んでいれば、もはや探訪ではないのですが...笑)

実は私、このお店創業者の方とお話をさせていただいたことがあるのですが、なんとこのスープを完成させるまでに、実に3年もかかったそう!「昔ながらのオーソドックスな醤油ラーメンを目指した」とおっしゃっていましたが、正しく「飾らない、そして何より飽きない中華そば」という感じのラーメンなのです。

今回も臨場感と主観たっぷりに、紹介させていただきます。
あっさりラーメンがお好きな方、是非チェックしてみてください!

総合評価:100点 / 100点満点
スープ:★★★★★
麺  :★★★★★
具  :★★★★★
店内 :★★★★★
感動 :★★★★★

「煮干しの香ばしさ」に驚かされる

皆さんは、煮干しラーメンと言えば、煮干しのエグ味や煮干しの粉っぽいざらっとしたスープをイメージするでしょうか?

例えば、あの「ラーメン凪」さんのようなスープです。あのスープは、某アイスバーのような言い方ですが、「ガツンと煮干し!」と表現したくなるくらい、煮干しの腹ワタや頭なども含めた、煮干しの旨味もエグ味も全て表現されているスープだと思います。(ちなみに、私は凪さんのラーメンが大好きです。)

しかしながら、この「已己巳己」さんのラーメンは、同じ煮干しラーメンでも、「ラーメン凪」さんとは対極に位置しています。つまり、主観で言えば、煮干しなのに、煮干しっぽくない!エグ味ゼロ!ただ、煮干しの香ばしさだけが抽出されている...。初めてこのスープを飲んだ時に、衝撃を受けたのをよく覚えています。「煮干しには、香ばしさのポテンシャルがここまであったのか!」と。

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▲煮干し醤油ラーメン(780円)

冒頭でもお伝えしましたが、このラーメンの特徴は「飾らずクセがない」からこそ、「とにかく飽きない」こと。多い時には、週3回ペースで足を運んでしまいました笑。大分貢ぎましたね...笑。それだけ、いつ食べても美味しくてホッとできるラーメンです。

店主がこだわる、粋な空間

黒人ミュージシャンの絵が額縁に入って、白壁に飾られている、モノも少なくて、「汚な狭い」とは真逆の「シンプルで綺麗」な空間。店主(もしくはいつもいる従業員の方)は物静かな印象で、この方がこの空間を作っているのだとしたら、すごく納得できるなあ、なんて思います。

代々木公園駅から600m、代々木公園徒歩10分、渋谷徒歩15分の場所にあります。ぜひ、足を運んでみてください!

已己巳己 (いこみき)
住所:東京都渋谷区神山町6-4 タナベビル B1F
電話:03-5738-7551

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