![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/135587586/rectangle_large_type_2_f09daf8913726ee4d586fe6c4ed130e8.png?width=800)
3月に読んで面白かった本紹介のコーナー
毎月恒例にしていきたいこのコーナー
いろいろ読みましたが、今月紹介したいのはこちらの本
アンディ・ウィアー「火星の人」
あらすじ
有人火星探査が開始されて3度目のミッションは、猛烈な砂嵐によりわずか6日目にして中止を余儀なくされた。だが、不運はそれだけで終わらない。火星を離脱する寸前、折れたアンテナがクルーのマーク・ワトニーを直撃、彼は砂嵐のなかへと姿を消した。ところが――。奇跡的にマークは生きていた!? 不毛の惑星に一人残された彼は限られた食料・物資、自らの技術・知識を駆使して生き延びていく。映画「オデッセイ」原作。
こういう何もないところで自分の知識を最大限に活かして生き残る系の話がめっちゃ好きなんですよ。
漫画の「Dr.stone」もそうなんですが、この「火星の人」の主人公であるマーク・ワトニーが全然悲観的じゃないのが本書の魅力です。
多くの人が心配している中で呑気に映画を見ていたり、やっと地球と通信できたときにしょうもないメッセージを送ったりと、ところどころ笑える小説です。
以前紹介した「プロジェクト・ヘイル・メアリー」と同じ人が書いた作品なので、ところどころ科学的な用語が多く、とっつきづらい感じはすると思いますが、そんなことは気にならないくらい話がおもしろく、ワトニーのことを応援したくなります。
あまりにも面白くて、上下巻を2日で読んでしまいました。
SF小説って勝手なイメージですが、宇宙人が地球を侵略するためにやってきたり、超常現象が起こって人類滅亡の危機がやってくるみたいな、物騒なイメージがありました。
しかし、アンディ・ウィアーの作品はそんなこともなくて、自分の中のSFイメージを変えてくれました。
まとめ
ただ海外の小説は登場人物が覚えられないので、たまに読むのがいいことに気づきました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?