週報 2月7日~2月10日

無料分:デブすぎてねこが飼へない話

 ツイッターで愛猫が死んだといふ漫畫を、風呂の中で讀んだ。ねこは完全室内飼ひすれば10年以上生きる。私は? 10年? 生きるの無理。さう思つた時点でねこを飼ふといふ選択肢は私の人生の中から綺麗に消えた。
 兩親も高齡。私も今年の四月で不惑になる。しかも精神も身体もすつかり病氣だらけだ。最近脂肪肝である事も判明した。全てはデブが惡いのだが、仕方がない。運動が死ぬほど嫌いなので、だらしない躰を一人で抱へて死ぬしかないのだ。本當に運動 or Die でしかない。各位は氣を付けて生きて欲しい、私は無理だ。
 ねこの話に戻るが、實は私はねこが好きで好きでたまらないのだが、なんせねこを一秒たりともきちんと世話をした事がない高齡者二人と独り身の精神障害者が今時のクソ難しいねこの世話など大變すぎる事がちやんとできるはずもなく、やはり諦めるか、ねこつき物件の人間と結婚するしかない。どんな二択だ。
 そして私の躰の話にまた戻る。これ以上酒は控へられない、といふかそうなると禁酒になる。禁酒しても別に良いのだが、さうなると今度は私のストレスはツイッター等に向ふことになり、色々通報されかねない語句を發してしまふので、あまりよろしくない。私の飲酒は週に1,2囘程度、350mlの缶をあけるくらいなので大した事はないのだ。問題は運動が死ぬほど嫌いなことで、これはもう精神科醫も内科醫も消化器内科醫も口をそろへて云ふのだが、辛いものは辛いので、デブが泣きながらスクワットしたり踏み臺昇降したりするといふ地獄が生まれる。本當に比喩ではなくて、その單純作業が辛くて悲しくて實際に泣くのだ。デブの泣き顔ほど醜いものもない、ので余計泣く。メンヘラなので……。泣くな! みつともない!!
 この世に樂しい運動など存在しない。ヨガは出來るけどあれは心の爲になんとか週一回出來るのであって、あまり運動ではない。ヨガだけは先生が居るので泣かずに出來てゐる。先生優しいので。
ヨガの日程は貧乏なのでこれ以上増やせないし、ボクシングもあまり續かなくてしんどい。運動していると悲しくなるので。もう一生デブでいい。知らん。

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