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【近況日記】2022年2月18日〜24日

この一週間で起きた身の回りの出来事や、ふと思ったことをいくつか書きました。
軽い感じで読めると思います。


 近所のTSUTAYAの閉店が決まった。私が幼い頃から存在していた店舗で、これまで何度も利用し、数え切れないほどDVDやCDを借りた。店が閉まるのは残念だが、今となってはどうしようもない。
 閉店を知る数日前にも映画を借りていた。「ペーパー・ムーン」という70年代の名作だ。DVDが入っているケースには、タイトルや監督の名前、作品の時間が書かれたシールが貼ってあるのだが、「ペーパー・ムーン」のシールを見ると、時間が間違っていた。別に間違っていたからといって、特に私が困る事は無い。ただここで問題が一つ発生する。間違っていたことを店に伝えるかどうかだ。閉店まで1ヶ月。人気の新作ならまだしも、過去の名作がこの1ヶ月で再び借りられる可能性は高くはない。貼り直した所で、一度も借りられずに閉店を迎えるかもしれない。そうなると、訂正した意味が無い。私は悩んだ末に、間違いを伝えずに返却した。完全に店が閉まるまでに、「ペーパー・ムーン」以外の作品がたくさん借りられることを願う私は、小心者だと言うしか無い。


 現在通っている就労移行支援事業所にて、外を散歩するプログラムがあった。元々事業所周辺を歩く予定だったが、少し離れた場所に現地集合して、そこから散歩することになった。現地では、山道を通った後、海岸沿いを歩いた。風が冷たく、歩いている間はずっと寒さを感じていたが、久しぶりに肉眼で海を見て、少し感動した。集合場所に戻り、現地解散。その後広島駅で、きつねそばにかき揚げをトッピングしたものを食べて、本日二度目の感動。かき揚げのアイデンティティは大きさ。


 とある人物が「大喜利の回答の感想をツイートするなら回答者は言わない方が良い」みたいなツイートをしていたので「その人の著書の感想を名前を伏せて言っている」というネタツイをしようと思い、実際に本を買って読んだ。読んでみて、その本は「関わった人を容赦なく突き放す強めの言葉」と「珍しい経験」で出来ていると思った。「単体では何の力も無い言葉」で「取るに足らない日常」を描いているだけの本に何度も感動させられてきた私としては「こういうのが世間でウケているんですね…」と少し暗い気持ちになった。
 特に引っかかったのは「政治や社会運動に一歩でも足を踏み入れた者は二度とエンタメの世界に戻ってこれないと聞くからそっちにビクビクしている」という一文。「Twitterで政権批判しながら良い曲書いているミュージシャンや、社会運動に積極的に取り組みながら面白い小説を書いている作家さんもいるのにな。そもそもエンタメの世界だって政治と地続きのはず。なんもわかってない人だ」と思った。数年前の本なので、さすがにその辺りの認識は変わっていると良いですが。


 ウォーキング中にふと「文章の書き方って習うべきですかね」とツイートしたら、すぐ梶本時代さんという方から「三行で撃つ」という書籍をオススメされたので、ウォーキング中に電子書籍で購入した。それを梶本さんに報告すると、これまたウォーキング中に「私が見る限り言われたことすぐやる人が一番伸びます。素晴らしい。」とリプライが来た。梶本さんに喜んでもらうために取った行動が、結果的に一番自分を成長させる行動だった。「読書メーターの『読みたい本』に登録しました!今度買います!」みたいなしょうもない報告をしなくて良かったと思う。
 梶本さんは数年前に大喜利を通じて知り合った。彼女はエッセイの同人誌を作ったことをきっかけに、Web媒体で執筆活動もされている。大喜利大会で対戦したり、別の大会では「番傘」というタッグを組んで共に出場したりしたことがある。しばらく会っていないし、Twitterで頻繁にやり取りをするわけでもないが、たまにこういう出来事があると「番傘の絆…!」と心で思う。読んだらまた感想を伝えるつもり。


 二世帯住宅の2階と3階に住んでいるのだが、宅配の人が間違えて1階に荷物を届ける時がある。この前もちゃんと在宅していた時間帯に、私宛の荷物が1階に届いた。その時は下に住んでいる祖母も叔母も居なかったので、不在票が入れられた。郵便局に受け取りに行き、帰宅した数分後に、弟宛の荷物が間違えられることなく2階に届けられた。私が代わりに受け取りながら「こいつの荷物はちゃんと届くんだな」と一瞬だけ思った。


 スプレッドシート大喜利の大会で初めて優勝した。タックさん主催の「アイドルマスターシンデレラガールズ」のキャラクター「前川みく」の誕生日を記念した「にゃんにゃんカップ」という大会だった。1問ごとに面白かった人にポイントが加算される印象審査の形式を4問行い、合計ポイントの数で最終的な順位が決まる。大爆発を起こしたわけでも、2位に大きく差を付けたわけでもないが、最初から最後まで安定して点を稼ぎ、なんとか1位になることが出来た。優勝賞品として、私の好きなキャラである「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」の「ジャック・スケリントン」と前川みくが描かれたイラストが贈られて、優勝した瞬間とイラストを見た瞬間の2段階で嬉しかった。

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