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【セッション前レポート】クラウドスマートワークショップによる正しいクラウド選択と利用指針の策定について

(筆者の)自己紹介

VMwareで中央省庁のお客様を担当しているエンジニアの金井と申します。本記事は「クラウドスマートワークショップによる正しいクラウド選択と利用指針の策定について」に関するレポートになります。

クラウドスマートワークショップによる正しいクラウド選択と利用指針の策定について

Cloud Smart Dayのリンクは以下となります。登録することで、オンデマンドでセッション閲覧が可能となります。セッションタイトルは「クラウドスマートワークショップによる正しいクラウド選択と利用指針の策定について」なります。

セッション概要とスピーカーについて

概要

地方自治体や公共機関では、クラウドを利用した働き方改革や市民満足度の向上を目指した取り組みが進んでいますが、盲信的なクラウド利用により新たな弊害が生じることがあります。VMwareではこのクラウド利活用が進む中での弊害(リスク)を未然に防止し、地方自治体をはじめ公共機関のお客様が真のクラウドの活用を実現できるよう、クラウドスマートワークショップを通してお客様と一緒にクラウド利活用の方針整理・策定を実施しています。本セッションでは、本ワークショップの目的や実際の内容、およびその効果について、実際の実施事例を交えながらご紹介をさせていただきます。

スピーカー

ヴイエムウェア株式会社
公共SE本部 リードエンタープライズアーキテクト
山﨑 康太

セッションで取り上げること

  • 公共市場におけるクラウド利用の現状

  • ワークショップの概要

  • ワークショップの具体的内容

  • ワークショップの成果

セッション対象者

  • クラウドの検討、また実際にクラウドを利用している公共機関の職員

  • クラウドの漠然な利用に疑問をいただいている方

セッションで説明しないこと

VMware Cloudや各種ネイティブクラウドサービスの利用手順

セッション内容

VMwareが考えるクラウドスマートについて

クラウドスマートワークショップの「クラウドスマート」とはどういった内容なのか紹介します。クラウドスマートとは、アメリカ政府が提唱し、欧米諸国が取り組んでいる考え方となります。

欧米諸国は以前からクラウド活用(クラウドファースト)に取り組んだ結果、クラウドカオスやクラウドロックインに直面しました。それらを解決するための考えとして、マルチクラウドを前提として、要件やニーズに応じて複数のクラウドから最適な選択を行うことで、クラウドを賢く使う、クラウドスマートを提唱しています。

実際に公共のお客様はクラウドファーストを本格的に迎え、直面する影響を最小化するために、VMwareはワークショップを提供しています。

なぜVMwareがクラウドワークショップを行うのか

VMwareの製品は公共市場のお客様に多く採用していただいております。日々の活動にてお客様と会話をし、得られた3つの課題を解決するために、お客様にワークショップを提供しております。課題の内容についてはセッションにて解説しております。

ワークショップの進め方 概要

ワークショップは大きく二つの進め方で提供をしています。トップダウン型とボトムアップ型の進め方があり、お客様の要望に応じた形でワークショップを提供可能しております。各ワークショップの詳細については、セッションにて解説しております。

クラウドスマート検討ワークショップの進め方

本記事では実際の現場の担当者の方々を中心に実施しているワークショップを紹介します。上記のスライドのように安定性やセキュリティ等の様々なテーマに基づき、各項目の整理を行います。

クラウドを検討するということは、オンプレミスシステムでは考慮しなかったポイントまで考える必要があります。オンプレミス利用では考慮しなかった”視点”をワークショップにて提供可能です。

またクラウド利用を検討する際に、そもそもクラウドへの知識がないといったお声も多くいただきます。各種クラウドサービスの内容も踏まえたワークショップも可能ですので、クラウドへの知識があまりない方にもおすすめの内容となっております。

ワークショップの内容

上記のスライドがワークショップの資料例になります。SLAに関するスライドとなっており、具体的な内容をセッションにて解説しております。

ワークショップの成果・効果

セッションでは実際にワークショップを通じてどのような成果・効果を得ることができるのか解説しております。

まとめ

本セッションを通して、「公共市場におけるクラウド利用の現状」「妄信的なクラウド利用の課題」「クラウド利用において検討すべきこと」「VMwareのワークショップの内容」等を学ぶことが可能です。

本セッションを通じて、お客様の適切なクラウド利用=クラウドスマートなITシステムへの貢献をVMwareが担うことができればと考えております。