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【白血病は突然に】 (第22話) ストレスのない環境づくり 〜病室の模様替え〜

こんにちは、「根本雅祥(ねもとまさよし)」といいます。「ソルトコントロール」という方法を使って、塩分管理の支援サービスを提供しています。

この記事は、「37歳起業家、がん宣告から社会復帰までの3年間の記録」の第22話となります。

(これまでに書いてきた記事はコチラで見られます↓)

それでは、どうぞ!

ストレスのない環境づくり

クリーンルームで本格的な闘病生活をはじめた僕が真っ先にやったこと。それは、「ストレスのない環境をつくること」でした。

クリーンルームという小さな場所から何週間も出られないとなると、メンタルの維持がとても大切になります。むしろ、メンタルをポジティブに維持できないと結構つらいかもしれません。

中には発狂してしまう方もいるらしいのですが、その気持ちはよくわかります。僕も精神疾患で通院していた経験があるので、あのときのトラウマが蘇ってしまうんじゃないかと相当ヒヤヒヤしました。

そんな中、入院4日目にして真理子さんがある提案をしてくれます。それは「ストレスのない環境をつくろう大作戦!」でした。作戦には大きく3つあります。

1. 病室の模様替え
2. 私服をリメイク
3. 「うっ...」となったらすぐ、イノベーション

順番に書いていこうと思うので、参考になる部分があればぜひやってみてください。

病室の模様替え

「いかにも病室」というクリーンルームは、精神衛生上かなりのマイナス要因でした。たとえば、電気ひとつをとってもリラックスできそうにない蛍光灯です。

そこで僕たちは「家から家具をもってきて、ここを自宅にしちゃおう」と考えました。(家具を運んでくれた真理子さん、ありがとうございます!)


まずは、こんな感じでライトを変えたり、

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こんな感じで絵を飾ってみたりしました。

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そして出来上がったのがこれです。BOSEのスピーカーで、ここぞとばかりにJAZZとか聴いてました。病室が一気におしゃれになります。

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昼間はこんな感じ。

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また、慈恵医大本院の無菌室にいたときはこんな感じに模様替えしてました。

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昼間はこんな感じです。

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で、ここまでやってみての感想ですが、模様替えはできるだけやった方がいいかなと思います。空間はメンタルにとても影響を与えます。副交感神経を優位にさせるためにも、居心地のいい部屋づくりは欠かせません。

一週間程度の入院であれば必要ないかもしれませんが、何ヶ月という単位の入院になるのであれば、トライしてみる価値は十分にあると思います。たったこれだけのことで、入院生活のマイナスがだいぶ緩和される気がします。

次回は...

「ストレスのない環境づくり 〜私服をリメイク〜」をテーマに書いていこうと思います。真理子さんが感染症予防に最適な洋服をつくってくれたので、それをご紹介したいと思います。


つづく...


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