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【白血病は突然に】 <番外編> 移植病院の選び方

こんにちは、「根本雅祥(ねもとまさよし)」といいます。「ソルトコントロール」という方法を使って、塩分管理の支援サービスを提供しています。

この<番外編>では、僕が白血病の治療を通して得た気づきや情報などをまとめています。

(これまでに書いてきた記事はコチラで見られます↓)

それでは、どうぞ!


病院の選び方

病院を選ぶのって、本当に難しいなと思います。特に造血幹細胞移植のような大きな治療をするときは尚更です。

そこで今回は、僕が造血幹細胞移植を受けるにあたって「どのように病院を選んだのか」について書いてみようと思います。あくまでも「根本の場合」の意見に過ぎないので、参考程度にしてください。


基礎知識として

まず、造血幹細胞移植は大きく4つに分けられます。

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僕の場合は「兄弟なし&両親が高齢」なので、第一候補が「ケース3」となり、その次に骨髄バンクでドナーさんが見つからなかった場合は「ケース4」というシナリオでした。


診療科ごとの症例数を一覧に

これを踏まえて次にしたことが「造血幹細胞移植の症例数を、診療科ごとにまとめること」です。データは主に以下のものを使いました。
引用元:(一社)日本造血細胞移植データセンター

これを基に、当時の僕が作った表の一部がこちらです。

スクリーンショット 2020-05-01 10.47.14

この表を作成したことで、「ケース3」と「ケース4」の診療科候補を明確にすることができました。


症例数をキーポイントにした理由

造血幹細胞移植は、生死をも左右する「内科の手術」です。従って、副作用への対応などを考えた場合に、「診療科としての経験数」がとても大切だと判断しました。(外科手術であれば、診療科よりも「執刀医」が重要かもしれません。)

いろいろな文献(論文や学会誌)を見ると、造血幹細胞移植では「副作用」によって多くの方が大変な思いをされています。自分の周りを見ていても、「病院選びで寿命が変わる」というのはあり得ると感じています。

症例数のデータは毎年更新されているので、必ず最新版を確認し、自分の意思で病院を選ばれることをオススメします。


おわり


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