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バンド活動

ボクは55歳、サラリーマン。以前は支店長職を担当していたが

今はスタッフ職でサポーター的役割。一歩引いて若い人たちを支えてる。

趣味はバンド活動。もう15年やってる。ボクはボーカリスト。

ボクはステージの上でシャウトする。ボクは表現することが好き。

自分の思いを発信することが好き。そこに本当の自分がいる。

今日、2019年12月7日は銀座YAMAHAホールでのライブイベント。

憧れの場所。否が応でも胸が高まる。最高の仲間と練習を重ねてきた。

ノリノリでアクションしながらも安定の女性ギタリスト。

正確に音を刻む短髪がトレードマークのベーシスト。

冷静さと大胆さを併せ持つテクニカルなドラマー。

その指の動きの速さに驚かされる可憐なキーボーディスト。

皆、格好いいし、上手い!このメンバーとやれて幸せ。

皆がいるからボクが輝ける。ありがとう!

さぁ、ボクらの出番だ。緊張の中、ステージに上がる。広い!

最初の曲はイエモンのパンチドランカー。MCなしでスタート。

ドラムで始まり、ベース・ギター・キーボードとつづく。

客席から『かっこいい!』の声。そしてボーカルが入る。バッチシ!

そして難しい変調の場面。皆、正確。さすがだ!キーボードが凄い!

流れるように音階が上がっていき、そして鍵盤を叩きつけるような

激しい演奏で山場を迎え、また流れるように音階が下がっていく。

ボクは目を丸くしながら歌い始める。あやうく入りそこなうとこだった。

そして曲は終盤を迎え、最後の決めのところへ。ピタッと合った。

安堵。お客様の歓声と拍手がボクたちを包み込む。アドレナリンが回る。

演奏は順調に進む。4曲目のレミオロメンの粉雪で落とし穴が。1番の

ヤマのところの歌詞がでてこない。どうしよう、やばい。とっさに2番の

ヤマの歌詞を歌う。お客さんは気づいてなさそう。何事もなかったように

歌い続ける。歌い終わるとお客様から大きな拍手が。よかった。

そしてアンコールも頂いた。曲はニルバーナのスメルズライクティーン

スピリット。シャウトしまくり。気持ちいい!お客さんはノリノリだ!

バンドの皆もノリノリだ!気持ちいい!もうこれ以上声を出せないくらい

歌った。出しきった。やりきった!お客様からの歓声と拍手を頂きながら

皆でステージを降りた。本当に出演できてよかった。主催者に感謝。

楽屋で皆と達成感を共有、喜びを分かち合う。最高の瞬間。この瞬間が

あるからやめられない。ボクは幸せな気持ちで一杯だった。

バンド活動はボクのライフワーク。これからもずーっと続けていく。




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