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資産管理ノート2日目 Compound
(2020/8/2更新)
Compound
CompoundのガバナンストークンCOMPが2020/6/15から配布開始。
lending又はborrowingで受け取れ、利回10%相当との皮算用も。lendingの利回も通常通りあるので良さそう。(後日追記:想像以上にCOMPの価格が伸びたが、lendingのレートとガス代が高くなり、ちゃんと計算しないと損する可能性も出てきている模様。)
でも、cトークンとの交換が利確扱いになるとしか思えず、利確してまで利回り取りにいくのかといつも悩む。値動きが小さいUSDC等は持ってない。なお、borrowingならcトークンが介在しないので利確にならないか。
compoundは円高になったときに良さそうならJPYから入ろうかな。
※※2020/7/31に弁護士さんの見解が出てました。※※
自分が財産権を持ったまま暗号資産をコントラクトに「貸す」のか、財産権を移転する「出資」なのか、が大きなポイントになるそうな。
compoundは貸付に応じた「利子」を受け取るものであり、「貸す」ものなので、貸した暗号資産とcTokenとの交換には該当しないとのこと。なるほどそう考えるのか。
上記ではcompound以外には特に言及なかった。
個人的に気になるUniswapについて検討すると、UniswapはステーブルじゃないETH等を預けた場合、ETHの価格の上下に応じてETHの数がリバランスされ増減する。この結果、トータルとして損することもあり得る。上記の記事の言葉を借りると「予め定められた利率が適用されるもの」ではなく、「損失の配分も予定」されていることから、「利子」を受け取るものではなくuniswapV2トークンは有価証券に該当し、uniswapに暗号資産を提供することは「出資」に該当する(利確になる)のでは?と思った。
そうなると、使うコントラクトによって利確になったりならなかったりってのもあったりして??たいへんー!
ーーー以下は色々考えていたときのものーーー
本当に利確になるの?
lendingでも現資産は貸しているだけで所有権は自分(自分の貸借対照表の資産の部に記載されているもの)、cトークンはコントラクトが所有権を有し、預り金として自分が受け取った債務と考えると、利確ではないのではという話も? ⇒cトークンは債権(有価証券)ととらえることはできそう。担保の代わりに有価証券を受け取るような従来のものがあれば参考になるかもしれない。調べよう。
cトークンの所有権者は誰?
契約書に明記がないとだめだと言われたが、スマートコントラクトの契約書ってなんなのか。ソースコードか?ソースコードに所有権なんて書いてないし、その意味では秘密鍵を持ってる人が所有権者か?だとすると、cトークンは債務ではなく所有権が移転されてるのか? ⇒暗号資産は無体物で所有権は認められないらしい。
結論:分からない。
弁護士の先生もスマートコントラクトまだよくわからんっぽいこと言ってる。トークンを交換したように見えるところはすべて利確でやっておくのが安全か。修正申告期限後に税務署から実は利確じゃなかったとか言われたら結構損する可能性もあるけど、そこはリスクを取るしかないのではと思う。筋を通しておけば納得してもらえる可能性もあるし、平均取得価格に影響しないのなら損にはならないと思うし。
なお、cトークンについては本家に下記の記載。交換レートという用語は出てくる。
compoundに資産を提供するとcトークンが生成されます。生成されるcTokensの数は、提供されている原資産の金額を現在の交換レートで割ったものです。
償還機能は、以前に生成された cTokens と引き換えに、原資産をmoney marketからユーザーに転送します。基礎となる償還額は、cTokenの数に現在の交換レートを乗じたものです。償還される金額は、ユーザーのアカウントの流動性と市場で利用可能な流動性を下回っている必要があります。
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