上場株券等の空売り 1
「空売り」とは、一般に、上場株券等を他人から借りて、その借りた株券等を取引所で売り付けることをいいます。
株券等を取引所で売却すれば、当然、売却代金が入ってきます。
売却した株券等は、値下がりしたところで買い戻します。
株券等は値下がりしているので、手元には利益(売値と買値の差額)と買い付けた株券等が残ります。
買い付けた株券等は、貸してくれた人に対して、同数量をそのまま返却します。
ただし、このシナリオは、先に売った株券等が値下がりした場合にしか当てはまりません。先に売り付けた株券等が値上がりしてしまうと、売値と買値の差額分の損失が生じます。
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