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個別最適な学びと協働的な学び

 義務教育の意義としては、9年間の長期的な視点に立ち、学年・学級という生活をともに する集団の中で、多様な人々とどう共存するかということを子供たち相互の関係で学べ る場であるということが挙げられる。異なる他者に出会い、共感や軋轢の中で自己を知り、 より発展させるとともに、異なる仲間と共に知を構成し、思考を深め、ケアする能力を高め得るものである。多様性の保障と同時に、社会の分断を防ぎ、平等や公正を実現する という機能が学校には求められる。誰もが特別な存在であることを当たり前のこととして 捉えていくことや、多様性を受容し、他者と協働する能力を育成することが求められてい るのではないか。

参考:個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた学校教育の在り方に関する特別部会(第4回)会議資料


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