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【戦評】大分県サッカー選手権大会1回戦

2022シーズン公式戦の初戦は、大分県サッカー選手権大会1回戦。
この大会で勝ち進めば、天皇杯の本大会出場が決定する。
昨シーズンは予選で敗退してしまったため、チームとしても初出場の大会となった。

対戦相手は、大分県1部リーグに所属するSOL FC
県リーグ所属時は何度も対戦したチームであり、ここ数年は県リーグで2位と結果も出している。
しかし、九州リーグのチームとしては、しっかりと力の差を見せて勝たなければいけない試合である。
試合前から公式戦初戦や格下との試合ということで、心身ともにしっかりとした準備や試合の入りをしなければ、難しい試合になるということは、選手にも伝えていたが、、まさにそれがそのまま表れる試合展開となった。

立ち上がりからボールは支配するものの、なかなかチャンスを作ることができない展開が続いた。

前半15分
ジェイリースFCが不用意な形からボールロスト。
SOL FC 塚崎選手がボールを持つとGKの位置を確認し、ハーフライン辺りからのミドルシュート。
GK岩﨑が必死に戻るも届かず、まさかの失点。
先制を許してしまう。

その後もセットプレーなどを中心にチャンスを作るも、そのまま0-1で前半を終えた。

ハーフタイムに修正点と、
「切り替え・球際・ハードワーク」を全力でやること。
闘わなければ絶対に勝てない。
と選手には伝えて後半に臨んだ。

後半は前半とは打って変わって、時間とともに相手を圧倒。
選手の距離感、リズム、ボールの動かし方、運び方、コンビネーション、切り替え、球際と力の差を見せつける。
それでも、相手の粘り強い守備もあり、なかなか得点は奪えないまま時間は流れる。

後半23分
上江のCKから小手川のヘディングシュートが決まり1-1と試合を振り出しに戻す。

その後も攻め続け、ついに逆転に成功する。

後半35分
左サイドを起点に中央へとボールを運び、フリーとなった上江がシュート。上手くボールに当たらなかったが、ボールはゴールへと吸い込まれた。
これで、2-1とジェイリースFCがリードを奪った。

残りの時間も全員で集中して戦い、そのまま試合は終了。
2022シーズン初戦は辛勝となった。
これで、4月23日に行われる2回戦進出が決定。

3月19日から開幕する九州リーグに向けて、課題が明確になった試合だった。

これをポジティブに考え、しっかりと1週間準備したい。
(※ジェイリースFCは3月20日が初戦)