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再生中の古民家で床上浸水
再生中の古民家が床上浸水
2023/07/16
先日(2023/07/09)の豪雨で、再生中の古民家が近くを流れる広川の氾濫で床上浸水。
再生後も再利用出来るものを残していた、畳、家具、家電等がすべて浸水。残念ながら、これらの全てを搬出することにしました。
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この古民家のオーナーご夫婦とで、月の2,3日を使って再生を始めて3年目、ようやく再生作業も終盤を迎え内覧会をしようとしていた矢先での被災でした。
Facebookで床上浸水の被災を告知
自身の仕事を休んで片付けの手伝いを申し出てくれたり、高圧洗浄機やバキューム掃除機を貸してくれたり、他の現場の予定を変更して広川を優先していいと云ってくれたり、と有難い連絡が多々ありました。
現地でのボランティア活動
朝からボランティアの方々が応援にとのことだったので待機していたのですが、トラックも人も一向にその時間になっても現れない。
どうも連絡の手違いがあったらしい。ではということで、手伝いに行くよと声をかけてくれてもらっていた方々に連絡していると、何とかトラックと人手の手配が出来たという連絡が入る。
搬出始まる
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午後からは消防団も駆けつけてくれて一期に作業が進む。
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今回の災害は被災地が大分、熊本、福岡、佐賀と広範囲なので、応援が拡散していて応援し合えることが出来ないとのこと。己の地域の対応に追われ、他の地域からの応援に期待出来ない状況なのだそうです。
片付けのあとの掃除
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板張りの床も土間もヘドロで覆われている
水洗いと消毒
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2023/07/17
災害復旧作業2日目。
物置が片付いて、消毒もきのう済ませたので、そこに荷物を移動して、最後の6帖のタタミを搬出。
これで1階のタタミは全部撤去したことになる。
片付、掃除が終わった様子
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仮設被災ゴミ集積場
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メモ
災害・水害に対するもう一つの視点
ひとの営みのなかにモノを抱え込む習性があってそれを断ち切るために災害があるのかも知れない。
モノであふれていたヒトの営みが災害という一瞬の出来事で全て無くす。でも、この古民家は、ビクともせずに残った。
地球の営みに逆らわない。
暮らしを再考するキッカケにしたいものです。
地球の自然な営みが、災害としてヒトの無知、都合によってヒトの営みが侵される。
大引、根太を雑巾掛け
2023/07/30,31
今回はタタミ下の板を剥がし、泥水で汚れた大引き、根太を雑巾で拭き取る作業をボランティアの方々にして頂きました。
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あとは、床下が乾燥するのを待ち、次回(8月の作業)から、再生を再開することにします。
床の修復を始める
つづく
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