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土間のある暮らし

(註:書きかけのテキストです)

古民家に学ぶ暮らし
今回は「土間」について考察してみます。農家であれ、商家であれ、古民家のほとんどは必ず土間があります。職住一致の暮らしでは、土間は大切な役目をしてきました。暮らしの内の煮炊きする水屋(台所)も土間です。暮らしの作業する場は土間でした。

土間のある暮らし
古民家を見せて頂くと、殆どの古民家は台所の床を上げています。その切っ掛けは、カマドのある暮らしから、ガス台のある暮らしに代わった時だと思います。
この時、この国の暮らしは大変革しました。

土間は、今日では、靴の脱ぐ場所になってしまいました。この国では、下履きと上履きの区別がはっきりしています。他の国では結構曖昧なところが多いようです。
この国の気候風土に関係があるのかも知れません。

モノづくりの出来る暮らし
古民家再生のとき、どのように暮らすかにもよりますが、上げた床を撤去して土間の再生を提案しています。
暮らしにモノづくりが遠ざかって久しいですが、本来はモノづくりの出来る暮らしが豊かな暮らしだと思います。
土間もそのモノづくりの場のひとつです。



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