ミニチュア風写真家がズームレンズしか使わない理由
僕はミニチュア風写真を撮るときはズームレンズしか使いません。
なぜズームレンズしか使わないかは後で話すとしてまずは今使っているレンズを紹介します。
使用しているレンズの紹介
写真1の3本のレンズを使っています。右のレンズから詳細は以下の通りです。
すべてシグマのEFレンズですが寒色系の色味が好きでシグマを選び続けています。
1. SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art
ミニチュア風写真家になるきっかけとなった広角ズームレンズでメインで使ってます。APS-C用のレンズなのでチルトさせて使うと広角側の18-20mm付近でケラレが発生しますので21mm以上の画角で撮ってますがF1.8の柔らかいボケがお気に入りです。
ミニチュア風写真を撮る高さを建物の階数で表すと2階~10階でよく使ってます。
2. SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art
カメラショルダーバッグに入れてメインのレンズと使っている標準ズームレンズ。望遠側に回すとニューっと伸びるのと色味が他のレンズより濃い目の青みがかっているのでちょっと癖ありです。F2.8で画角に対し少しボケ感が足りない感じですが50-100mm F1.8 DC HSM | Artだと大きく重すぎて普段使いができないのでこちらをサブとして使っています。45-70mmの画角で高さは10階~30階でよく使ってます。
3. SIGMA 70-200mm F2.8 DG OS HSM | Sports
新たに加わった望遠ズームレンズ。山頂にある展望台や高層タワーの展望台から人や乗り物の表情を撮りたいときに使うレンズです。手持ちで撮るのは難しい位重いので三脚と一緒にカメラリュックに入れ使うときはこのレンズに三脚を立てて使います。高さは30階以上で使います。
なぜズームレンズしか使わないの?
単焦点の方が明るく写りも綺麗なので写真の出来から考えると単焦点のレンズをいくつか購入して撮ることが理想的です。実際にメインの広角ズームレンズと50mm F1.4の単焦点を使っている時もありました。
ミニチュア風写真を撮るときは山頂の展望台やビルの展望室で撮るので撮影ポイントから前後に移動して撮ることができません。(写真5)
50mmの単焦点のレンズを使っている時にもうちょっと寄りたいなと思うときがたくさんありました。
撮影ポイントから動かずに撮ろうとすると適切な画角に合わせるためにたくさんの単焦点のレンズを持参しないといけません。たくさんのレンズを背負って撮り歩いたり登山するのはかなり疲れるので現実的ではありません。
それだけでなく撮りたいというシチュエーションが突然来るときもあるので単焦点のレンズではその瞬間を逃す時があります。
なのでミニチュア風写真を撮るときはズームレンズしか使わないのです。
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