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人の成長とチャクラ|子育て その2

ヨガの知恵を子育てにー

(人の成長とチャクラ|子育て|その1に続き、その2です)


ヨガの考えに、人間には「チャクラ」と呼ばれる考えがあります。「チャクラ」とは、エネルギーの集まる場所があると信じられています。よく言われているところではチャクラは7つあり、背骨の下あたり、骨盤底筋群のあたりを第一チャクラ、丹田あたりを第二チャクラ、みぞおちを第三チャクラ、ハートを第四チャクラ、喉を第五チャクラ、おでこ・第3の目のあたりを第六チャクラ、頭頂を第七チャクラと呼ばれています。

各チャクラには、その位置と関連した臓器と精神的な特徴もありますが、人間の成長にも合わせて説明ができるようです。


人の体とチャクラ


第四チャクラ ハート・緑

10代:願望や意志の実現する力が芽生えてくる。
自己受容、人間関係の信頼などを知る。人を愛すること、また、人の愛を受け入れられるようになり、他者への共感や友情などを育む力も蓄えられる。

ティーンエイジャーになり、親子間でのコミュニケーションが難しくなったり、ホルモンの影響で感情が揺れ動いたりする時期。異性への興味や関心が高まり、お互いの違いを認め思いやる気持ちが育つ時期でもある。

親として、子どもを愛せない、心を許し合える子育て仲間がいない・・・そんな時は、ハートのチャクラを整えると良さそうです。でも!そのような問題は、ハートだけが問題ではない場合もあるので、第一・第二チャクラに戻って、改めて基盤を整えていくのが良いのではと思っています。



第五チャクラ 喉周辺・青

青年期:表現する力、コミュニケーション、思考感情の一致。
多感な時期。「自分」を表現できるようになる。周囲への気配りもできるようになり、コミュニケーション力がアップする。

話したり、歌ったり、何かを伝えたり表現することが楽しめるようになる時期。文章を書いたり、声に出して自分を表現する力が高まる。

親として、または子育てのパートナーやご主人・奥さんに、思っていることをはっきり言えない、うまく表現できない、心にも無いことを言わなければならない・・・そんな場合は、喉のチャクラのバランスを整えると良さそうです。

第二チャクラとも関連しているので、改めて、自分を大事にする時間、Me Time を持つことを意識するのもおすすめ。( Me Time とは、自分のための時間。自分が嬉しいこと、楽しいこと、気持ち良いことをして過ごすこと )

子育て中は、本当にこういう Me Time 自分のための時間が大事!



第六チャクラ おでこ、松果体・藍色

大人:知る、従う、ことができるようになる。
内なる声とさらに高い意志の声を聞こえるようになる。

的確な判断、深い他者洞察、物事を冷静に対処できるようになるだけでなく、智慧に優れ、進んで利他的な行為ができるようにもなる。

第六チャクラのあるおでこには、松果体があり、睡眠に関係するメラトニンを分泌する器官です。光にも関係するので、夜寝る間際まで携帯電話やパソコンの光などを見ていると、睡眠の質に影響がでたりします。どうしても画面を見る必要があれば、ブルーライト対応のメガネなどをすると良さそうです。

また松果体は宇宙からのメッセージを受け取る場所とも言われています。



第七チャクラ 頭頂周辺・紫

人間:自己認識、無欲、超越・・・

このチャクラが良い状態になると、現世の生に充実するだけでなく、より高次の存在や霊的世界との関係も感じられるようになる。

「宇宙とつながる」感覚。
この境地に達するためには、第一チャクラから第三チャクラ(骨盤底筋群からお腹まで)の土台がしっかりできた上で、心(ハート:第四チャクラ)や発信する力(喉:第五チャクラ)を育み、人のことも考えられるようになり(頭:第六チャクラ)、そこで初めて人間の営みのさらに上にある「宇宙」とか「サムシング・グレート(Something Great)」と呼ばれる偉大な存在につながることができる。


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ざっと人間の成長と、人の体に備わっている「チャクラ」が呼応しているというお話でした。

子育ては、子どもを育てながら、もう一度赤ちゃんからやり直すチャンスをもらえているようなものです。

生きているだけで周りから喜ばれる存在である ”赤ちゃん” のお世話をしながら、自分もそうやって愛された時があったと再体験できます。もしその頃、いろいろ苦労がある環境にいたとしても、必ず誰かがお世話をしてくれたから ”今” 生きているわけで。何もしなくても、ただそこに「存在するだけ」で生きていた頃があったと再確認できるのです。

記憶が残っていない部分とか、嫌な思い出がある年齢や場所などには、自分の理想の子ども時代を空想して、自分の記憶を『上書き』することもできます。

そのように子育てをしながら、再度、自分の子ども時代をやり直せる!と思って、子供に返って一緒に遊んだり、悩むことで、成長する過程で置いてきた何か大事なことを思い出せるかもしれないと思っています。

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