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子どもの声を聴く練習

毎日、幼稚園、学校に楽しく通ってほしい
成績は良くあってほしい
友達と仲良くやってほしい

そういう親としての期待は、
どこまでも大きく広くなったりしますよね。

その気持ち、よく分かりますが、
目の前のお子さんはどう思っているのでしょうか?


どうしても子どもさんに手がかかる年頃は特に、
子どものことは親のわたしがなんとかしなきゃ、
と考えてしまいがちですが、

やはり
子どもの人生の主役は、子どもです。

なので、子どもさんの意見も聞いておきたいものですよね。

でもなかなか話す機会がないし、
まだ幼なすぎて話し合いなんてできないと思う
とか、まだ親が行先を示してあげないと…
と思われるかもしれません。

ではどうやったら子どもの『声』を聴けるでしょうか?



身体を使ったヨガをされたことがある方は
ご存知かもしれませんが、
ヨガをする時、呼吸をしながら腕を伸ばしたり、片足で立ってみたり、
体側を動かしたり、背骨をツイストしたり、、、
とにかく体の色々な部分を動かしながら、
身体に意識を向け、その時に感じる感覚を大切にします。

今、体のどの部分が伸びている?
どこか痛い?気持ちいい?
『今』何を考えてる?
集中できてる?

つまりー

呼吸を意識する
身体を動かす
その感覚を味わう
ただその感覚に浸る
その場所、その時に居ることを味わう・・・

このプロセスを繰り返すことによって、
『今』の状況や感覚を受け止める練習をしているのです。


で、このプロセス、
目の前にいるお子さんとの会話にも適用できるのです!

  • 自分の呼吸を意識する

  • 目の前の子どもさんに意識を向ける

  • 子どもさんから受ける感覚を素直に受け取ってみる

 悲しんでる、集中してる、楽しそう、
 元気がなさそう、落ち着いてる、何か言いたそう・・・

 なんでも良いのです。
 自分の感覚を研ぎ澄まして子どもさんからの情報を受け取るのです。

  • その感覚を素直に感じる

  • その感覚を味わう

  • ただその感覚に浸る

  • ただその場所、その時にいることを味わう


そのあとで、

もし言いたい言葉があれば、そのまま言葉に出してみる


すると、
親としての期待や希望からの言葉にはならず、

ただお子さんのことを心から大切に思っている
一人の人間としての言葉が出てくる

と思うのです。

何も言いたい言葉がなければ、
何も言わなくても良くて。


『今、目の前のこと』に集中するということは、
とてもパワフルです。
一瞬でも『今』だけに100%集中できたなら、
その瞬間はかけがえのないピュアな時間なのです。

そんな状態の人に、じっと静かに関心を持って
見つめられたら…


あなたならどう感じると思いますか?



きっと、言葉を超えた波動の世界というのか、
目に見えないエネルギーとして「愛情」を感じるでしょう。
安心感、安らぎ、ここなら大丈夫、という
生きて行く上で必要不可欠な感覚に包まれることでしょう。


それだけ、『今』に集中することはパワフルなのです。
(自我=エゴを超えたエネルギーに近いので)


そのパワフルな状態で、お子さんに接してみる。
そうしたら、お子さんは、
お子さん自身の言葉で、
本音を話してくれるかもしれません。


この相手の『声』を聴く姿勢を、
身近にいる人との会話にも使ってみてください。

思い込みや勝手な推測から、
たくさんの言葉を発していることに気づくかもしれません⭐︎


ここまで読んでくださりありがとうございました。

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