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昭和のオヤジがなりやすい燃え尽き症候群

どうも、じぇいかわさきです。

定年を過ぎ雇用延長の嘱託になってから、はや3年が過ぎ4年目に突入しました。

振り返ると、思い出せないほどダラダラ過ごしてきている。なんだろう、全てにおいて気が入らないって感じ。


今の社会の風習で、定年過ぎたら外野って言う扱いが定着してる感じがします。

今まで現役バリバリでも、定年過ぎたら嘱託だから余分な事しなくていいよ。そんな扱いだよ。


当然ながら、分かっているから口出ししやすいが、したら最後で余分な事しなくていいっすとキッパリ言われます。

ましてや管理職トップに居た時とは、あまりの態度の違いと仕打ちに心が折れそうになります。


そんな話は置いといて、なんで気が入らないのだろうって考えてみた。

自分は、今までブラックさながら、残業200時間とか平気でやってきた。

昭和を代表するCMで「24時間戦えますか?」まさに地でいく人間でした。

休日出勤は当たり前、残業こそ正義のような時代でしたから、毎日21時より前に会社を出た記憶はほとんどありません。


無茶苦茶忙しくて200%で動いていたが、ある日を境に0とは言わないが10とかにダウン。

自分のために、会社のために打ち込んできたものが無くなると、なんだか燃え尽きた感じになりました。


とりあえず、目先の仕事に集中してやろうと強く思っても、気持ちが全くついていかない。

ましてや、気合を入れればすぐに終わってしまいそうな仕事ばかりな事も、気合が入らない理由の一つなんでしょうね。


今までやってきた仕事の質や量が圧倒的に違うので、今の状態では物足りずに心に空洞が開いた感じ。

そう言う状態になると、定年と言う日を境に、全て終わったと言う感じが増してきます。

いわゆる燃え尽き症候群ってやつですね。

これは定年前に、仕事に打ち込み過ぎると確実になると思います。特に昭和のオヤジはなりやすい。

昭和は仕事一筋が主流でしたから。

もし、燃え尽き症候群になってしまった時、趣味が有れば矛先を変えて趣味に没頭と言う逃げ道が有りますが。ない場合は多分最悪ですね。

気力を向ける先が無いですから、何もやる気が出ずに無気力化していく。

無気力化が進むと、生きる活力まで削ぎ始める。ひいては寿命が早まると言う悪循環となる。

事実、無気力化は生命維持装置を外すと同じらしい。

と言う事で、自分は燃え尽き症候群になり、仕事は今までやってきたから、できる範囲で対応すると言う気持ちに変え、趣味に注力するようにシフトした。

最近は、筋トレにハマってます。

もし、燃え尽き症候群かなと思ったら、没頭できる趣味に走ろう。それが楽しく生きる方法だから。

特に昭和のオヤジは要注意だ。


じぇいかわさきです。生産技術者として35年、今まで培った経験とスキルを元に、ものづくりに関わる世の出来事に対して思ったことをホンネで書いてます。ノウハウやアイデアもありますよ。 また写真も全力で撮っています、気に入った写真があればサポートや感想をぜひお寄せください。