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Tatsumi Diary ~ 書く、読む、話す。~

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タツミが不定期で、自分の思考を公開しています。 Note本編やブログでは話せない、ちょっとしたトピックや気づきなどを最低限のデザインで発信。 エッセイ感覚で読んでいただけると嬉… もっと読む
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2021年6月の記事一覧

夢とうつつの狭間で。

僕はほとんど毎日夢を見る。睡眠時間が短いからなのか何なのか、時々見た夢が頭の中に鮮明な画像として残っていることがある。 例えば、小学生の時に何度か遊んだことはあったけれどもそこまで深い中ではなかった友達が夢の中に出てきて、崩壊した東京で倒れかかった東京タワーにぶら下がったりしていたのだ。 もうよくわからないカオスな世界である。 こんな風な夢を全部覚えているわけではないけれど、夢の中にもいくつかのパターンがあるのではないかと気づいた。 夢は、自分の潜在意識部分が形になっ

守から破へ。自分のこだわりに気づく瞬間は絶対に必要

こんにちは、タツミです。 生き方を模索するにも、新しい仕事や取り組みをするにも、最初は何からやったらいいのかわからないですよね? 日本の茶道や武道などの芸道・芸術における師弟関係では何かを極める修行をするのに「守破離」という3つのステップが示されることが多いです。 守 ・・・師や先立ちの教えを徹底的に真似る 破 ・・・自分なりのこだわりを加え、既存の方を破る 離 ・・・エネルギーを保ったまま、型を離れていく この考え方は武道の世界だけではなく、冒頭に挙げたような悩みの

オンラインの呪縛からの解放。「本物」の「本当の魅力」を考える。

オフラインで人と会うメリットとして、よく挙げられるのは「オンラインではわからない、人の熱量に触れられる」ことだと思う。 私がよく記事を書く際に参考にしている、精神科医の斎藤 環さんの言葉を借りると、それは「臨場性」という言葉に置き換えられるかもしれない。 人と人が出会うこと。その場に居合わせること。ライブであること。face-to-faceで話すこと。これらをさしあたり「臨場性」と呼ぼう。私がコロナ禍の渦中で目をこらしてきたのは、こうした「臨場性」の価値のゆくえについて、