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ホテルサービス その167 - ビジホ -

ビジネスホテルと言う和製英語を最初に使い現在も全国展開している京都発祥の「法華倶楽部」と言うホテル。

このタイプのホテルはビジネス客や修学旅行生の定宿として年間の売上は悪く無い。

それに加えて訪日客の来増に伴い単価アップを図る目的に置いて近年はハイクラスビジネスホテルなるものが後を絶たず。

各地に軒並み新規建設や改築され内装や備品はバブル時代に作られた狭い部屋を抱えたホテルの戦力を無くすほど。

その機能も秀逸な域に入り独立した空調やレインシャワーなど設備はどんどん良くなりシティホテルさえも超える勢い。

もっとも世界的にシティホテルと言うカテゴリーは存在せず街中のホテルはビジネスホテルかモーテルと言うのが当たり前なんだが。

その観点で見ればシティホテルを超えるも抜くも比較自体がおかしいのかもしれません。

全国主要都市の駅周辺はビジネスホテル街として賑わい出張族や観光に旅の潤いを与える施設として毎日フル稼働中。

宿泊特化型のホテルは順風満帆に見え問題は無いと思われがちだが唯一挙げるとすればレストランが直営では無い事。

ホテル内には家主のホテルにテナントのレストラン会社が入りホテル側と同じ質で提供ができていない場合が大半である。

その問題は意外に深く食を他社へ委ねることに抵抗を持つオーナーも出てきています。

なぜ?それは旅人の泊まる目的に「食」が関連しているから。

特に朝に関しては朝食を食べるためにそのホテルへ泊まる方もいる現実。

人は食べ物抜きでは語れない。
食べ物の恨みは怖いと申します。
食べたもので性質も変わる。

朝食が印象を左右するのはどこのホテルも唱えている周知の事実であり改善が可能なエリアだから多少コストアップでも長い目で見れば儲けにつながるって言うもの。

質の競争激化を迎えビジホと言えど今後ホテル業界では食の追求が楽しみになる様です。

次回はワイン蘊蓄について…
書いてまいります✍️

HOTEL DIRECTOR

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