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ホテルサービス その175 - マディラ酒とカキ氷 -

マンゴー🥭そのまま凍らせてカキ氷状に削り練乳とチョコレートソースをかけて食べる。

そのままフルーツカキ氷🍧

口溶けと共にフルーツの香りと食感蘇り味わい豊かな間違いなく南国のマンゴー🥭

今宵そこに合わせるのは世界三大酒精強化ワインのひとつ「マディラワイン」

ポルトガル首都リスボンの沖合い千キロに浮かぶ大西洋の孤島マディラ島🏝️

その土地でで造られたワインに蒸留酒などを混ぜた酒精強化ワインの一種。

日本では直接飲むよりもマデラソースとして聞き食したことがある方は多いはず。

今回あるホテルレストランに設置されているセラーの中に入らせて頂き選んだ逸品。

と言いますか「飲んでみないか」と囁くマディラの声が聞こえた気がしてチョイス。

一応ソムリエ資格は保持しておりますので🍷

左1912年           右1976年


【マデイラ - ペレイラ・ドリヴェイラ - ヴェルデーリョ - 1912年】

ビンテージかなり貴重なマディラワインです。
111年を迎えるワインは琥珀色に熟成。

同時に飲んだのは1976年マディラワイン・テランテス種(絶滅危惧)

こちらよりいきいきとした香り、味、残りの強さは年数を感じさせないインパクトでした❗️

味わいを例えるならば。
ハーブティー香を伴い。
品の良い香ばしく良い苦味。
ソフトな酸味と果実感を含んだ甘味。
それらのバランス絶妙な熟成具合でした。

ブドウ品種はヴェルデーリョ種100%。
『熟成って良いもんだな~」と呟く夜でした。

ホテルの料理とワインのマリアージュは法則を覚えれば楽しいサービスができますよね〜。

ワインは当たり外れもあるけれど酒精強化はその辺り心配はないのでお勧めいたします。
飲ムリエの薀蓄🍷

明日はクラブフロアーについて…
書いて参ります✍️

HOTEL DIRECTOR

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