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子育て、今思えば……。時には外野からの声に助けてもらって

子育て中、関係ある人からも、ない人からも、いろんなことを言われて、もともと迷いやすい私はそのたびにきまじめに受け止め、結構消耗していました。たとえば公共の場などで偶然その場に居合わせた人からの言葉。

「あら、まだ○○できないの?」的な言葉は特にこたえました。今考えれば真剣に考える必要なんてないのですが、「しつけできてないって思われてる?」と勝手に落ち込んだり……
今そういう言葉を聞く機会のあるお母さんたち、関係ない人の言葉は本当に関係ないです! だからあまり気にしないで!

その一方で、直接関係ない人だからこそ、助けられた言葉もありました。
子供が小学生のころ、私自身が週に1時間だけ水泳教室に通っていて、同じクラスにいた50代くらいの女性とたまに世間話をしていまたした。ある時私が、「子供が友達とトラブルを起こして、学校から電話がかかってきて、ちょっとモヤモヤしてる」と愚痴ったら、その方がからっと言ったんです。

「そういう時はね、〝ご迷惑おかけしました~〟って言っとけばいいのよ。悪くなかったら謝らなくたっていいんだから!」

息子のことも知らない、事情も詳しく説明していない、だから彼女は完全に外野の人で、無責任と言えば無責任な発言なのですが、私はとても救われて、嬉しかった。
そっか、〝ご迷惑おかけしました~〟ってやり過ごしてもいいんだ。
うちの子悪くないのに、とか、本当はどうだったんだろう?とか、引きずらないで、目の前の子供が大丈夫なら、いやなことはさっさと終わらせちゃえばいいんだって、教えてもらいました。

関係のある人の言葉も、関係ない人の言葉も、自分をつらくするものは知らん顔していい。
自分を楽にしてくれるものはどんどん受け入れ、助けてもらったらいいと思います。


 



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