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子育てほぼ終了。今になるともっと気楽に子供と向き合えばよかったなと思うことや、再び自分…

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子育てほぼ終了。今になるともっと気楽に子供と向き合えばよかったなと思うことや、再び自分の人生を正面から見つめて思うこと、感じることを記録してます。

最近の記事

同じこと言ってる!と勝手に興奮した けんすうさんとちきりんさんの話 

先日、ちきりんさんのVoicy( #919 AI に期待するのは「なりたい自分」への具体的ステップ!)を聞いていて、「そうだ!そのとおりだ!」と思いながら、「あれ、この話は『物語思考』で言われてたことと同じでは……」と感じていました。 ちきりんさんのお話は、今のAIがやっている「レコメンド機能」というのはあくまでも「これまでの」自分が見たもの、聞いたもの、買ったものから導き出されているから、「これまでとは違う」自分になりたい時には役に立たない、ということ。 それを提示する

    • 「自分を責めない」って、ゆかりさんに言われて……

      石井ゆかりさんが大好きで、毎週日曜日に星読みの「今週の占い」を楽しみに読んでいます。 「占い」といっても「いいことが起こります!」のような予言的なものでなく、今自分がいる状況を星の動き的に説明してくれる文章がとても温かく誠実で、大好きなのです。 そのゆかりさんからの先週の蟹座へのメッセージは、「今一番しなくてもいいのは「自分を責める」ことです。」でした。 私は慎重・マイナス思考・自責派なのでどきっとしましたが、「自分を責めない」というアドバイス自体はよくあるものです。けれど

      • 子育て、今思えば……。「母ちゃんだって失敗してるし」と子供に思ってもらえるように

        note編集部からのオススメになっていた平野裕子さんの記事を読んで、すばらしいな!と思いました。 平野さんが英語を教えている14歳の中学生の女の子は部活や塾で毎日忙しいのに、さらに平野さんから英会話を習い(大谷選手に会いにアメリカに行きたいから!)、英検やら市の海外派遣プログラムやら、楽しそうと思うとなんでもさっさと申し込んでいるそうです。 その姿を見て平野さんは、「深く考えず、目の前にあることを身軽にどんどんチャレンジしていく人は最強」と書いてらっしゃいます。 そのとお

        • 子育て、今思えば……。断る強さ、一人でいても平気な図太さの理由

          ごく身近な人ではないけれど、知り合いの知り合い、くらいで「学校に行けなくなった」というお子さんの話を結構聞きます。 「いじめられている」「特定の嫌な相手がいる」というよりは、人間関係をうまくやらなければいけないというプレッシャーを強く感じて、学校生活がつらくなったり、面倒になったりしているそうです。 気乗りしない友達の誘いは断りたい、でもそれで関係がこじれたらいやだ……と悩んで憂鬱になっているうちに、学校行くのが面倒になったりするとききます。 昭和に子供時代を送った私も同じ

        同じこと言ってる!と勝手に興奮した けんすうさんとちきりんさんの話 

        • 「自分を責めない」って、ゆかりさんに言われて……

        • 子育て、今思えば……。「母ちゃんだって失敗してるし」と子供に思ってもらえるように

        • 子育て、今思えば……。断る強さ、一人でいても平気な図太さの理由

          子育て、今思えば……。お母さんが、二人いる

          今どきのお父さんは、小さな子供に対してとても自然に接しているなあと思います。私の息子が小さかった頃は、ママチャリの前後に子供を乗せているお父さんは今ほど多くなかったし、ファミレスや電車の中でぐずる子供に手をやいているお父さんも結構いて、「がんばれ!」と心の中でエールを送っていました。 でも、今どきのお父さんたちは小さな子供の相手も問題なさそうです。昔は「旦那に任せておくとシンパイ……」なんて会話がお母さん同士であったけど、父親と母親のそんな違いも薄れてきて、よいなと思います

          子育て、今思えば……。お母さんが、二人いる

          ちびっこ的チャレンジでも、知識がつながって、解像度が上がる……ようです

          長い長い大学生の夏休み、息子は人生初とも言える気ままな休日を過ごしていました。その間、やってみたいと言っていたのはまるでちびっこのようなチャレンジ、「世界地図を覚える!」です。 えーと、プログラミングとかじゃなくて? という気持ちも正直ありましたが、ともかく人の興味を否定しない、ことを努めている私は「やってみたら~?」と軽く受け流していました。 すると息子、幼児の頃に買った「くもんの世界地図パズル」を探し出し(まだ捨ててなかったのか……)、覚え始めました。 そもそもふだん

          ちびっこ的チャレンジでも、知識がつながって、解像度が上がる……ようです

          子育て、今思えば……。1年前の自分をねぎらって、励ましたい!

          2年くらい前に「5年日記」というものを知って面白そうだなあと興味を引かれ、2023年の元旦からつけはじめました。1日分は数行しかスペースがないので、必ず記録することにした夕食のメニュー以外は行った場所や思ったことをほんの少し書くだけです。 昨年はふつうの日記と変わらずちょっと退屈でしたが、2年目に入った今年は一年前の同日の日記を読めて、なかなか面白いです。 去年の今ごろと言えば……息子が高3で、やはり受験が大きなテーマでした。彼は夏前にコロナで体調を大きく崩してから気力も

          子育て、今思えば……。1年前の自分をねぎらって、励ましたい!

          子育て、今思えば……。「10回言う」のがフツーだったんだ

          先日、愛聴しているジェーン・スーさんと堀井美香さんの「OVER THE SUN」を聞いていて、「そうなんだよな、あんなに考え込むこともなかったのだな」と今さらながら思ったことがありました。 それはリスナーさんの「優雅な理想の朝」と「余裕のなさすぎる現実の朝」の対比が語られたコーナー。そこで小さな子供を育てている複数のお母さんたちから、「子供に○○しろと10回言って」「10回○○しろと子供に言ってようやく……」という言葉が繰り返し出てきて、スーさんが「子供に対しては10回言う

          子育て、今思えば……。「10回言う」のがフツーだったんだ

          子育て、今思えば……。「わからない」って言えることの大事さ

          親しい友人のお母さんが脳梗塞で倒れ、彼女は自宅と遠方の実家を行き来しています。お母さんは入院しておられるので、彼女の主な役目は実家に残るお父さんの生活を支えることと、お母さんが退院後に少しでも自宅で過ごしやすくなるように、お父さんと一緒に今後の準備を整えること。 先日聞いた話では、お母さんのことは病状は心配ながら対応は病院にまかせるしかなく、今の時点で大変なのはお父さんへの対応だそうです。 ほぼお母さんまかせだった日常的な家事がうまくできないことはもちろんですが、それについ

          子育て、今思えば……。「わからない」って言えることの大事さ

          大学生のアルバイト――すみません、私が間違ってました

          大学生の息子とバイトに関してひと悶着あったのですが、その後、彼は近所の商店で黙々と働いています。 息子に指摘された通り、私の中には確かにバイアスがありました。勝手な希望、勝手な思い込みが。 どうせバイトをするなら、知らない世界を見てほしい。全然違う世界を知ってほしい。いろいろな経験をしてほしい。 だから近所の個人商店で手伝いをするより、塾講師でもして「人にものを教える」経験をしたり、様々な環境で育った生徒さんたちと接したりして、自分の知らない世界を見てほしい。 あるいは大

          大学生のアルバイト――すみません、私が間違ってました

          飛んできた球を打ってただけ、と言われても、そもそもここは球が飛んでこない

          この2年程、仕事や働き方についてかなり悩んでいる。 長いこと在宅で続けていた定期的な仕事が時代の変化によってなくなり、とりあえず在宅のままできる仕事を身内からまわしてもらうようになったが、満足できる状況にはない。 収入は安定せず、仕事がいつ振られて忙しくなるか(あるいは暇になるか)も読めない。内容は私にとって全く馴染みのなかった分野なので、指示されたことを即理解するのは難しく、相手もうんざりしているだろうし、私自身の自己肯定感も下がりつづけている。 それで、この状況をなん

          飛んできた球を打ってただけ、と言われても、そもそもここは球が飛んでこない

          それがどうでもいい問題か、深刻な問題かは、親と子のタイプによって違う

          先日、私が「よかれと思って」していた発言が息子にとっては妙なプレッシャーとなっていて、ショックだった話を書きました。 そのときに思ったのですが、こういう問題は私と息子にとっては結構深刻だけれど、違うタイプの親子にとっては「は? 何が問題なの?」という感じかもしれません。 私と息子は双方ともに、「気にしい」タイプです。今の発言を相手がどう思ったか、を常に気にしています。自分の言いたいことを抑えているわけではないけれど、相手の顔色を見るし、「この人はこう思っているんだな」と考

          それがどうでもいい問題か、深刻な問題かは、親と子のタイプによって違う

          親が「よかれと思ってやったこと」は、やっぱり余計なことでした

          大学生の息子がバイトについてのんきすぎる、という話を以前書いたのですが、先日そのバイトについてひと悶着ありました。 8月初めに面接に行った個人指導塾のバイト、早々に採用は決まりましたが数回の説明や研修が超スローペースで、実際に授業を始めたのは8月末。その後もシフトは週一、しかも定期ではなく「明後日に」とか「来週に」と急に連絡が来る。そのやりとり(LINE)も返信がなかなかこないのでやきもき……という具合。 最初のんきだった息子もさすがにストレスになってきたらしく、「このバ

          親が「よかれと思ってやったこと」は、やっぱり余計なことでした

          『虎に翼』――優未ちゃんと同い年の父が生きた人生

          毎朝、登場人物と一緒に笑ったり泣いたり、はっとさせられたり、じんとさせられたりしてきた『虎に翼』、いよいよ終盤ですね。 先日、寅子の娘、優未ちゃんの成長を見ながら「優未ちゃんは写真でしかお父さんのことを知らないのだな」とぼんやり考えていて、そういえばうちの父も同じ境遇だったと思いました。 朝ドラでは優三さんと赤ちゃんの優未ちゃんの写真が何度も出てきますが、私の父も同じように生まれたばかりの頃に父親(私の祖父)が出征し、そのまま亡くなったため、「写真でしか父親の顔を知らない

          『虎に翼』――優未ちゃんと同い年の父が生きた人生

          「がらくた」は、母への私の思いでした

          米津玄師さんが好きです。 先日、4年ぶりに新しいアルバム『LOST CORNER』がリリースされ、彼の音楽と歌声にひたる日々を送っています。 「地球儀」や「KICK BACK」など映画やドラマの主題歌になった作品も多く、名曲ぞろいですが、私は「がらくた」という曲を聴いたときにぎゅっと心をつかまれました。 ちなみにこの曲が『ラストマイル』という映画の主題歌ということも知らなかったし、それがどんな映画かもいまだわかりません。 ただ、米津さんの歌う一節が耳に入ったときに、私の中

          「がらくた」は、母への私の思いでした

          息子の人生は、息子のもの――自分に言い聞かせつつも

          先日、息子の高校時代の友達のお母さんとおしゃべりをする機会がありました。交友関係の狭い息子が親しくしていた数少ない友達ということで、保護者会の折にご挨拶をして、立ち話をしたことはありましたが、ちゃんとおしゃべりをするのは初めてでした。 そのお友達は私から見ると安定してコツコツ頑張るタイプ。まじめで誠実で、先生たちからも信頼されていました。そのあたりはうちの息子と全然違うのですが、表に出ることや大勢でワイワイするのが好きではなく、友達数人でひっそり好きな話をしていればいい、と

          息子の人生は、息子のもの――自分に言い聞かせつつも