韓国ポーカールームの所感
いろいろな用事があって韓国に行ってきたのですが、今回は韓国のポーカールーム事情について少し書いてみようと思います。
韓国でポーカーをしたのは四日間、主にウォーカーヒルでポーカーをしていました。
テーブルは1000-3000won が主で平日は1:30pm から 5:30amまで(ただしゲームが回るときは9:30amまで) 週末だけ24時間回しているようでした
週末はピーク時には5,6台 回ってましたが、今回は2-5は回っていませんでした、、残念
現地の子に聞いても2-5は月に2,3回くらいしか最近は回らないそうです。
レベル感としては昔とそれほど変わらず相変わらずディープスタックで、プレフロップのレイズが大きい感じですが昔よりは小さくなり5BBレイズになっていました 10BBレイズが基本だった時代がなつかしい、、
今思えば、レーキが10% 5BB なので 毎回ポットを大きくして、キャップを超えてポットを取り合わないとレーキ負けしてしまうのでそうしていたのかもしれませんな
ゲームの傾向としてはレギュラーはスクイーズが多く、広いレンジで戦いに来ていました、よく見る国としては、国順に、中国、モンゴル、ロシア、日本、西洋人、みたいな感じ。
今回四日間、ざっくり大体1セッション6-8時間プレーして四連勝、平均20万wonくらい勝てました、部屋代と飛行機代が浮いた感じです。
韓国のwalker hill のポーカールームだけで専業生活ができるか?といえば、できるとは思いますがおそらく時給は5BB 15000 won くらいが平均的に出せる数字ではないでしょうか、うまい人やテーブルがよければもう少し出るとは思います
仮に月に真面目に300時間稼働したとして 15000*300=450万won
テーブルの良さやポーカーの強さのブレを考慮しても、600-300万wonくらいが韓国ウォーカーヒル専業の一か月で稼ぐレンジに収まりそうです。
それに一か月の家賃や経費、飛行機代など、もろもろが引かれることになります。
生活はできますが、お金を月20万円安定して貯めることができていれば優秀なポーカープレイヤーであるといえると思います。
次に、今回の韓国ポーカーで驚いたことの一つは日本人専業のチャレンジの年齢の低さ!今の時代の子はヨコサワの動画で専業生活があることを高校生の時から知って、オンラインでポーカーの練習をして、21歳のカジノに行ける年になってすぐチャレンジという流れの子が一定数いるみたいですね。
僕がポーカー専業をチャレンジしたのが29歳だったことを考えれば非常に恵まれた環境であるといえます。
僕らの時とは明らかに日本のポーカー環境、状況は劇的に変化していますし、多くの情報が簡単に得られるようになりました、ただ、うらやましいと思う反面、
必ず気を付けてほしいことは、海外でのポーカー生活というのは学校や会社と違い、いわゆる"常識で守られた空間ではない" ということです。
中にはだまそうとする人や、詐欺師とも日本で普通に生活するよりははるかに高い確率で遭遇することになりますし、世の中にはそういう人が一定数いるということを実感することになると思います。
youtube やツイッターは情報を集めるには便利なツールですが、中には本人の都合のいいところだけを切り取り、悪いところは隠した情報や、意図的にミスリードを誘発するような情報で溢れかえっています。
海外で生き残るために、必ず誰が、どんな意図をもって、流した情報なのか?流された情報元の正確性や根拠はあるものなのか?流している人の情報リテラシーは高いものなのか?必ず意識する必要があります
有名人であるとか、いい大学をでているとか、何人かが同じことを言っていたとかは全くあてにならない根拠でよ
必ず真偽不明の情報に出会ったときには自分の頭で考えて、自分の目で確認しようとする努力を怠らないでください
そうすることで間違った情報による、被害や勘違いをかなり防げます
多くの先人のポーカープレイヤーが詐欺や情報に振り回され損害を被っています。(僕も例外ではありません)
しかし"常識で守られていない世界"はリスクも大きい分、得られたリターンが大きかったのも事実です。
どちらの世界がいいかは難しい問題ですがチャレンジするなら若い時にしてほしいかなと思います。
日本人のパスポート取得率は約17%と海外に比べて低く、韓国のパスポート所持率は40%程度、アメリカが30%程度であるそうです。
つまり海外で専業チャレンジをしている時点で1/6のチャレンジ精神のある方の人である可能性が高いです、 多くのチャレンジ精神溢れる、若いプレーヤーが詐欺や、だまされるリスクを避けてくれることを祈っています
good luck
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