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愛犬JJ 入院2日目(5/18)

朝の面会へ

まだ急変の連絡があるかもしれない…と、2-3時間おきに目が覚めてはスマホを確認しながら迎えた土曜日の朝。
少しでも早く会いたいと朝一番に面会予約を入れていたので9:00に病院へ。
診療開始直後は入院室での処置も立て込んでいたらしく、待合室でしばらく待たされました。
この時間は先生たちも忙しかったかな。
明日はもうちょっと遅い時間に来た方がいいのかも。

面会にお入りください、と声をかけられ入院室へ向かうと、ピッ…ピッ…ピッ…と心電図モニターの音が聞こえる。
昨日の入院メンバーの中で状態が一番悪かったのはうちのJJ。
もしかして心電図モニターをつけるほど容体が悪化してるんじゃ…?
不安な気持ちでドキドキしながら入室。

心配した心電図モニターの先にいたのは、昨日はいなかった雑種のシニアわんこでした。
心電図モニター以外にいくつもの管につながれて意識もなく横たわってる。
そうか、昨夜の救急に運ばれてきたんだね。
君も頑張れ、頑張れ。

機械のコードを踏まないように奥に向かうと…
おぉ!身体起こしてる⁉顔が見えるよ。
伏せの状態で待ってくれていました。。

身体を起こして待っててくれました。

酸素室を開けてもらって、娘と交代しながらナデナデ。
点滴は入っているものの、食事をとっていないからやつれたね。
撫でても反応が薄いのが少し寂しいけど(飼い主のこと忘れてないよね?)、JJのやわらかい毛皮と温もりを感じられるだけで嬉しいよ。
「JJ頑張ってるね。えらい、えらい。」

しばらくして獣医師が朝の血液検査の結果を説明しに来てくれました。
(結果用紙をどこかに無くしてしまいましたが…)数値は前日と大きくは変わっていないものの、炎症値(CRP、WBC)の上昇は止まった様子。
まだ熱が下がっていないようで、酸素室の温度はこの日もまだ低めでした。
おしっこは導尿継続中。
ご飯はまだ興味を示さず、チュールを差し出してみたところ匂いは嗅ぐものの口にはしなかったそう。
食べる気持ちが出てくるのはいいことだからJJくんの好きなものをお見舞いにもってきてあげてください、と獣医師。
夕方はお見舞いもって来ないとね。

私が獣医師と話していたのが気になったのか、よろよろと立ち上がるJJ。
「JJが立ったー!」と興奮気味の娘。
よたよたと歩いて、酸素室の隅っこに置いてあった水をペロペロと自分で飲みました。
すごい、すごい。JJ頑張ってる。
水を飲んでしばらくしたら疲れたらしくまた伏せの状態に。
疲れすぎてもいけないから、そろそろ朝の面会は終わりにしましょう。

よろよろしてるけど立てた!

身体が起こせるようになり、少し立ち上がって水まで飲めるようにもなったから、数値としてはまだ予断を許さない状況だけどきっとここから回復してくれるはず。
希望が見えて少しホッとした朝の面会でした。

夕方の面会へ

夕方の面会は診療時間外の方が病院側の都合がいいとのことで、午後の診療が始まる15時半に再び面会へ。
普段はどんなものでもバクバク食べるJJなので「JJくんの好きなもの」がすぐには思いつかない飼い主。
体調が悪くなってからも少しは食べたグルメ系フード『プッチーヌ』と『ヒルズ』の腎臓ケア用の缶詰を持っていくことに。
どうかな、食べてくれるかな…。

入院室へ行くと、JJの部屋にもご飯が出ていました。
少量のウェットご飯。
人間でいうなら重湯みたいな感じ?
でも、口はつけていないみたい。
食べ物がお皿に残ってるままなんて…普段のJJだったら考えられません。
(本来、ご飯は瞬殺で食べ切るタイプです)

まずはグルメ系フード(謳い文句は「好き嫌いが多いグルメなわんちゃんに」)の『プッチーヌ』を口元へ。
クンクンと匂いは嗅ぐ…も、食べず。

ならばヒルズの缶詰はどうだ?
クンクン…と匂いを嗅いで、一口ペロっ。
少しだけ立ち上がって、ペロペロペロ。
ほんのちょっぴり、2,3口ではあるものの食べてくれました。
少しでも食べてくれるのは嬉しいですね。

少し立ち上がって食べた!

JJにお見舞いを食べさせていると、娘が気づきました。
あれ?おしっこの管がついていないね。
尿自体はちゃんと作られているとのことで導尿をやめて自力排泄に切り替わったそう。
缶詰をひと舐めした後は水を飲み、そしておしっこ。
おぉ~!ちゃんとおしっこ出来てる!
看護師さんにもご報告。
えらいね~と褒めてくれ、ペットシーツもすぐに取り換えてくれました。

食欲も出始めたし、おしっこもちゃんと出せてる。
一番心配な状態は抜けたかも、と家族一同ホッと胸をなでおろした2日目でした。
ようやく夜も安心して眠れそうです。

▼ この日持っていったお見舞い品

病院のスタッフからも、腎臓ケアは食べたがらない子が多いけど、
その中では比較的食が進みやすいと言われたヒルズのシチュー缶詰。
JJが入院後初めて口にしてくれたもの。

この日は食べなかったけど、体調が悪くなって普段のフードを食べなくなってからも最後まで食べてくれたシニア用の「プッチーヌ」。
カリカリのドライフードではなく、半生ソフトタイプのフード。


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