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声がしても 声がしても もう遠くのほうで 雷鳴をきいても どうかおしえて いやおしえない…
夜はまだはじまらない むきだしの鉄骨に光はまだあたらない 見なれた空気を吸って 聴きなれ…
打ち明けたことは 全て内緒じゃないからね 休日のミナゴロシ つづきは今度にする 切手…
まずはじめに清潔な服に着替えたら どこからともない誘いの風をうけて よろよろ歩きだそう そ…
つぶれたヒキガエルをみた Sさんのことが好きだった 博士の愛した数式が3冊売れた つぶれたヒ…
それからのこと 「ずっーとなだらかな道がつづいて ぼくはあてもなく歩いてるわけで 荷物や目…
祝福 ファック パッション 芸術はエロスに寄り添う タナトスは忠実な番犬 避雷針 広島 風俗街の天使 四次元の住人 わたしは今 ガンジス川下る ドザエモンのコレクター ポコポコ見つかるみたい 生きること 死ぬこと 水面映る キレイ事 戯言 わたしは赤い 火曜日の夜は 一人でもパーティー また対岸でわたしが生まれる リズム 腰のグラインド クラッシュ データベース 毎日がベーシック 全て書かれたアカシック 真夜中に一人アルコール わたしは赤い わたしは赤
まだ廃墟ではない この空中庭園の窓越しに ヒビ ピシッ 色素のうすい顔 金はいくらあって…
ナサニエルとフローレッタ わたしたち仲良し 裏原でお買い物してるの かわいい日傘が売ってる…
今 風吹く暗渠に おれは 鳥とティッピ・ヘドレンに向き合い 煌々と月光背に おまえと セックス…
ある場所 ある時間 「ここにしよう」 足跡をのこす その裏で回転するよ 空の天井にひっかかっ…
ラストステージは幕引きむかえ 枯れ尾花 咲き誇る庭園をあとにする 二十七年間眠りに眠り ア…
組曲 どおりに進行する 頭のうえになにかいる 天気の底を観てる 左右に気配のない気配 とど…
全世界の恵まれない人間が 安らかに眠る夢のなか 形ない元素 戻らない時間 屈折する身体 戯れに拒絶したから そこいらの表面を滑る ように移動する 意外な啓示と形而上 ぶつからないなめらかな石を産み どこまでも酸味と苦味と 日常と無表情を往還して 起立 礼 没落 休日の青空は墓所の裏の花火 お前は盆には邪な恋と 突き出たナニカを そうやっていつも オートマティズムで やっていくつもりなんだろう そこでおわると いつもならそこで おわるところから