94歳・母にとって「杖」を持つ理由って何なの~???
母は、「四つ又足」の「杖」を介護レンタルしている。
母は、「杖」が無くても歩ける。
でも、「転ばぬ先の杖」とか言って、「杖」を使いたがり、レンタルすることにした。
母が借りている「杖」
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年末年始、28日間の「ショートスティ」から、自宅に戻った母が、帰宅した翌日、朝から「首が痛い!」と言って、アピールしてくる。
「ショートの枕は、柔らかくて寝やすかったから、家の枕が合わないのかしら~」
はぁ~
おかしいでしょ!
じゃあ、なんで、今まで、家で寝ていて、大丈夫だったわけ~?
しかし、理由はともかく、今は、首が痛くて、右も、左も向けない。
テレビを観るのも、身体ごと、テレビに向けないと痛いらしい。
首が痛くて、今まで、家の中でも使っていた「杖」を、戻ってから全く使わない。
使わなくても、歩けるから、別にイイんだけど・・・
母に話を聞くと、どうも、ショートにいる間は、必ず「杖」を使っていたようだ。
母が、「杖」を忘れていると、スタッフの方が、
「杖、ついてください~」と言って、
母が、置き忘れた「杖」を追いかけて、持ってきてくれたそうだ。
自宅でも、自立できる「四つ又足」の「杖」が、ポツンと、時々、一人淋しく立っている時がある。
母は、よく「トイレ」の前や、「洗面所」に、「杖」を置き忘れる。
自宅にいると、そんなに使わない「杖」を、ショートの28日間、毎日、いつも使っていて、変な風に、「杖」に体重を掛けていたから、首に来たんじゃないの~???
私は、そう思った。
私に言わせれば、そもそも、「杖」が無くても、歩けるのに、「杖があった方が、安定するわ~」とか言って、必要ないのに、無理やり使っている訳で・・・
確かに、「94歳」と言っただけで、周りは、労わってくれるし、「大丈夫ですか~」と言って、気遣ってくれる。
でも、年齢は、言わないとわからない。
母は、その高齢者に対する「気遣い」が欲しくて、高齢者の「ステイタス」として「杖」を持ってるだとしか、私には、思えない。
バレバレなのだ!
まぁ~、確かに娘の私は、母に対して、荒いよね、接し方が・・
ショートから戻って、一週間以上になるけれど、母は、まだ、首に「シップ」を貼っている。
「まだ、痛いわ~」と毎日、言っている。
そんなに、直ぐには、治りませんよ。
でも、いつか治るから~
母にとって「杖」を持つ理由は、いったい何なのか!
少なくとも、「身体的理由」ではないのは、確かだ・・・
果たして、今後、母の「杖」が復活することが、あるのだろうか??
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