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クリスマスに焼くのはいつものガトーショコラ

今日はクリスマスイブ。

娘たちが小さいころは、ツリーを飾ったり、プレゼントを準備したり、クリスマスソングを流しながら食事をしたり、とそれなりにイベントっぽくしていましたが、もうそんなこともしなくなりました。
クリスチャンではないので、クリスマス自体に特別な思い入れはないし。

でも、ケーキは食べたい。いつだって食べたいのだけど、クリスマスには、「せっかくの機会だから食べておかなくちゃ」と半ば義務的な感じで食べたくなります。
そのくせクリスマスケーキを予約したり受け取りに行ったりするのは面倒なので、私は毎年ガトーショコラを焼きます。


ガトーショコラのスキなところ

1.簡単
ガトーショコラは焼きっぱなしでOK。生地を作ってオーブンに入れれば、もうできたも同然です。デコレーションの必要がないのは、不器用な私にとっては大きなポイント。美味しいチョコレートを選んで、焼きすぎにさえ注意すれば、簡単に美味しいケーキができあがります。

2.日持ちがする
おうちで日持ちのしないホールケーキを作ってしまうと、どうしても焦って消費しようとしてしまいます(大家族であれば別ですが)。その点ガトーショコラは3日くらいは日持ちし、しかも寝かせることでむしろ美味しくなってくれるため、安心してゆっくり楽しむことができます。

3.美味しい
好みの問題ではありますが、私はもともとチョコレート好き。そして、「ふわふわ・さくさく」よりも「どっしり・しっとり」派です。そんな私の好みにどストライクなケーキなのです。

レシピ

10年以上前に本で見つけたレシピ(確か小嶋ルミさん)を参考に、少しアレンジして作っています。

材料(15cmスポンジ型1台分)

チョコレート 60g
無塩バター 40g
卵黄 2個分
グラニュー糖A 40g
生クリーム 大さじ2
ココアパウダー35g
薄力粉 10g
卵白 2個分
グラニュー糖B 40g

下準備

スポンジ型の底と側面に製菓用ペーパーを敷いておく。
薄力粉とココアを合わせてふるっておく。
卵白は泡立てる用のボウルに入れてよく冷やしておく。
オーブンは200度に予熱しておく(うちのオーブンはあまりパワーがないので、予熱を200度でしておいて、焼くときは180度に下げます)。

作り方

1.
チョコレートとバターをボウルに入れ、湯せんで溶かしてそのまま保温しておく(チョコレートの形状によっては刻む必要がありますが、私は手間を省くため、小さいタブレット状になっているクーベルチュールチョコレートを買います)。

2.
生クリームを小さなボウルに入れ、お湯に入れて人肌に温めておく。

3.
ボウルに卵黄とグラニュー糖Aを入れて混ぜ、湯せんにかけて人肌に温める。温まったら湯せんから外して、白っぽくなるまで泡立てる(ここから6までは一つの泡だて器を使います)。

4.
そこに、1(チョコレートとバター)を加えてよく混ぜる。

5.
続いて、2(生クリーム)を加えて混ぜる。

6.
ココアパウダーと薄力粉を加えて混ぜる。

7.
冷やしておいた卵白にグラニュー糖Bを少し加え、ハンドミキサーで角が立つまで泡立てる。残りのグラニュー糖を少しずつ加えてさらに泡立て、しっかりと固いメレンゲにする(ハンドミキサーを使わないとめちゃくちゃ大変!)。

8.
6のボウルに、7のメレンゲを2〜3回に分けて加え、つやが出るまでゴムベラで大きく混ぜ合わせる。

9.
型に流し入れて表面を平らにならし、180度のオーブンで25〜30分焼く(焼きすぎ注意!最初は25分で設定しておき、竹串を刺してみてべたっとした生地がつくようだったら、さらに2分ずつ時間を伸ばしてます。ホロッと焼けた生地がつくぐらいがちょうどよい)。

10.
焼き上がったらすぐに型から出して、側面の紙を外して冷ます(熱いうちにラム酒を表面に塗ると、いい香りがついて大人な感じになります)。
乾燥しないよう大きなボウルなどをかぶせて一晩寝かし、翌日からが食べ頃。表面に粉糖をふって仕上げます(泣かない粉糖がおすすめ)。

たっぷりの生クリームを添えて

ゆるめに泡立てた生クリームをたっぷり添えていただきます。

おそらく娘たちには、プロのパティシエが作った綺麗なクリスマスケーキが食べたいなーという気持ちもあるでしょうが、一応毎年喜んでくれます。
「生クリームましましで!」はおうちならではですしね。

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