『教えに習う」人から技術を学ぶということ

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成長の近道は、成果を出している方を「真似る事」

真似をした型から自分のテイストを作り出していくことが大事です

これがオリジナリティと呼ばれるものです

今回のターゲットは、まだフリーランスとして成果のでていない人・「過去の自分」を対象に解説していきます


人から物事を教わるときは自分の思考を停止する

自分の成果の出したい分野でノウハウを学ぶときは、成果を上げている人に教わるのが近道です

ただ成果を上げている人の大半は忙しいので、大半の場合は相手にしてもらえないでしょう

チャンスを作り出すには、お金を払ってコンサルしてもらうか・教わりたい人の下で自分の時間を売ってアシスタントをするかです

人から物事を教わるときは、まず自分の既存のルールをなくしましょう

「つまり0の状態で教わることが大切です」

仮に知っている知識だとしても、相手の教えに全力で影響されること

自分の癖を持ち込んで新しいことに取り組むと、癖が邪魔をして新しい意見を受け入れにくくなります

「自分の学んだ事と違うから」といった、相手の意見を聞き入れないスタンスはあなたを成長させません

自分の意見は、学んだ後に取り入れましょう

学んでいる最中にあなたの思考は停止させること

つまり、学んでいる最中は0の状態で臨む事がベストなスタンスです

・物事の本質は相手の意見を受け入れる

・自分で試行錯誤してみる

・そして自分の意見は後からついてくる

そもそも相手の教えを学ぶ必要がなく仕事がうまくいくのであれば、人に教えを求めず独学で自分のスタイルで成果は上げられるはずです


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新卒の社会人が、転職で入社してくる中途社員より好まれる理由はご存知ですか?

それは新卒で入社してくる人は0知識で入社してくるので、「教えたことを素直にそのままやってくれるからです」

つまり変な癖を持っていないからです

30代前後で就職するのが困難になる理由としては「年齢」や「辞め癖」を気にされる点の他に、

変に知識を持って入社されるといずれ教えたことに従順に従わなくなる

つまり「毎度、前の会社では~といった変な癖を持ち込まれるのが嫌だからです」

この癖は仕事を教える側からすると非常に厄介なものです

これはお互いフリーランスという対等な立場であれば話は別ですが、教える側の立場からは好まれません

ロボットになれというわけではなく、自分の意見は仕事で全ての責任を負う立場になるまで必要ないでしょう

教わる段階で自分の意見を持たない人の方が吸収が早い事を教える側の人間は知っているからです

ノウハウを教わる立場で、自分の癖を持って取り組んでいる方はおそらく多くの機会損失をすることでしょう

まずは学ぶスタンスを改める事です


「守破離」の教え
別記事でも解説したのですが、「守破離」という言葉はご存知ですか?

これは日本の芸術における師弟関係での学び方の一つなのですが、

「守」→教わった型を守る

「破」→教わった型を身につけた後に、より良いやり方を模索・試す事で既存の型を破ること

「離」→教わった型を理解し、自分で見出したやり方を習得する事で既存の型に囚われず型から離れる

この教えは、フォトグラファーに限らずどんな職種にも当てはまります

「守」の段階で、どれだけ自分が教えを吸収できたかによって今後の成長が左右されます

「破」の段階で、教わったことをいかにたくさん応用する機会を作り出せるか

「離」の段階で、いかに学んだことから自分のスタイルを見つけ出すことができるか

もちろんいつまでも模倣していたら、あなたはいつでも誰かのの2番手です


聞き上手は成長が早い

昔から「話し上手より聞き上手」というように、早い成長を望むのであれば「聞き上手」を目指した方がいいです

技術職であれば、いまだに「職人は目で盗め」といった習慣があります

これに反感を抱くのではなく、当たり前の事実として受け止めないといけません

これには日々のコミュニケーションが大切です

聞き上手になるコツの一つは、自分の聞きたい事ではなく相手の話したいことを聞くことです

いかに教わりたい人に聞きたいことを話させるように仕向けるかが大事です

無口な人でも、相手は人間ですので頻繁にコミュニケーションを取ればいつか心を開いてくれます

仕事としてではなく、「一人の人間」として自分の話を丁寧に聞いてくれる聞き上手の人に出会うと、大抵は心を開き好意を感じるようになるのです

学んだことは家に帰ってからでも必ずメモを取りましょう

一言一句逃さないようにメモを取り、教わりたい方の思考を把握することです

これが成長への近道です


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自分の活躍したい分野で成果を出している人を見つけ出し、素直に受け入れましょう

仮に成果を出している人に好意が持てなかったとしても、成果を出している人には理由があります

それは人間関係の振る舞いかもしれませんし、スキルの問題かもしれません

しっかり分析して、成果を出している理由を見つける事

全てを真似するのではなく、成果を出している人と比較して自分に足りない部分を真似する事で補います

人から教わったことだけでは成果は出せません

基礎をしっかり学ぶ・教わる

そして活躍している人を分析して真似る

そこからあなたのオリジナリティは生まれてきます


成果はすぐに反映されない 

何をするにしてもそうですが、教わった事を取り組んでもすぐに成果が反映されることはないでしょう

何事も成果が出るまでには時間がかかります

すぐに成果を求める人は、そもそもフリーランスには向いていない傾向にあります

フリーランスは仕事を選べる「自由」と引き換えに、全ての責任を自分で負う必要があります

辛抱強く・何事もコツコツ積み上げ続けなければなりません

仮に運良くすぐに成果が出たとしても、いずれ壁にぶつかります

今が辛くても時間はあっという間に過ぎます

成果が出ないから悩むのではなく、悩みの時間を自分への積み上げの時間に変える習慣をつけましょう

まとめ

この記事は過去の自分が経験した事・こうすればよかったという改善点を踏まえて解説してきました

もしあなたが、今このような環境にいるのであれば是非参考にして見てください

ご覧いただきありがとうございました m(_ _)m

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