1:1コミュニケーションの手法_心構え

この時から1年半、私のコミュニケーションもパワーアップした。そしてフォロワーにカーネギーの本を教えてもらい読んだ。かなりためになった。
このnoteは会話の内容メインだったが、今回はコミュニケーションの姿勢について気づいたことを書く

相手の行動の原因を考える

人の行動は、損得以上に「自分が気持ちよくなるため」であることを忘れてはならない。自分が気持ちよくなりたいという欲求は、それは時にはお金よりも重要になる。
特に伝えることでメリットがなくても悪口を伝えるみたいな感覚。それは伝えることで相手を正す支配欲からの行動だったり、相手の知らないことを言って万能感を得たいだけだったりする。
簡単な例でいえば、「私ブスだからさ」の意図は自分がブスだということを相手に再認させたいわけではなく、「不当な扱いへのイラつき」もしくは「かわいいって言われたい」である。
これは社会に対しても応用できる。「バレンタイン商戦」「いい学校行かないと人生終わる」「整形するとその倍得できる」など。真実が風潮になるのではなく「多くのだれかにとって都合のいいこと」が風潮になるのである。
話が逸れたが、人の快を考えることで行動の原因を考え、批判の姿勢をなくすことができる。相手の行動の原因分析に夢中になれば、わざわざ相手の行動に対してイラつきは発生しないのである。

話の広げ方でなく質問を考える

私は人の話を聞くとき、その話をどう広げるかについて考えていた。人がその内容の話がしたいと考えていたからだ。
人はテーマを汎化した内容よりも自分の話がしたいのである。
たとえば「このアクセサリーかわいくない!?」は「かわいいアクセサリーの話」がしたいのではなく、「自分のアクセサリーの話」がしたいといった状況だ。
最近見つけた作家さんなんだけどこの人のアクセサリーもかわいいよ!という話ではなくて、話すべきはどこで買ったの?やかわいいね!でいったんその話題を汎化した内容でなくそのものでとどまり聞く姿勢をもつ。自分がかわいいアクセサリーの話をしたいときは一通り聞いてからこれも好きそう~!といった風に話をすればいい。5割聞く、5割話す

言語をチューニングする

言語感覚や常識を相手にチューニングする。チューニングのチャンネルを沢山持てば持つほど話しやすい人になる。
私は素、子供、会った時間が5時間以内の人、の3段階くらいしかチューニングがなく、裏表がない性格(笑)と言われてきた。
とりあえず新しい人に会ったらその人を要素分解して帰納してマニュアルに落とし込む、そしてその人に対してチャンネルを作ることが重要だ。
私は今までそれをやってこなかったので、学問の用語だろうがビジネス用語だろうが誰にでも使って昨日親しい友達に「ニュアンスしかわからない」と言われてしまった。これからは人に会うたびにたくさんチャンネルを増やしていこうと思う。始めるのはいつだって遅くないのだ。

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