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【イベント】Innovation Meetup〜遠隔就労が拓くインクルーシブな社会参画〜を開催しました!

2023年3月28日(火)に、遠隔就労に興味をお持ちの方・隔就労で社会参画の可能性を感じる方向けのイベント「Innovation meetup〜遠隔就労が拓くインクルーシブな社会参画〜」を開催いたしました!

今回のイベントでは、行政や大学・企業・地域コミュニティ・投資家の方々に遠隔就労についてそれぞれの立場から発表いただき、遠隔就労の可能性や課題・未来について考えるきっかけとなるイベントになりました。

今回の記事では、イベント当日の様子をご紹介していきます。
ぜひ最後までチェックしてください!


💭Innovation meetup〜遠隔就労が拓くインクルーシブな社会参画〜とは?

現在遠隔就労は、各業界で人手不足の解消や、従業員の高齢化などといった課題を解決するための技術として注目されています。遠隔で就労することでホワイトカラーワーカー同様、ブルーカラーワーカーやエッセンシャルワーカーなど現場職の方もリモートワークの恩恵を受けられるようになります

JIZAIEのビジョンで掲げている「全ての人が時空を超えて働ける世界」を目指すため、我々も遠隔就労支援のプロダクト開発に取り組んでいます。

遠隔就労に関心を持つ方や、我々のビジョンに共感してくれている方と集い、この働き方がもたらす未来や問題をディスカッションし、その普及に向けて盛り上げていきたいと考え、今回のイベントを開催いたしました。

今回のイベントでは、行政や大学、企業、地域コミュニティ、投資家を登壇者に迎え、多角的な視点から遠隔就労の可能性や課題、未来について発表していただきました。また、イベントの後半では登壇者とご参加いただいた皆様とインクルーシブな社会参画をテーマに対話する時間を設けました。

💡当日の様子

遠隔就労に興味関心を抱いていらっしゃる、ロボット関連技術の企業や建機メーカー、また医療・介護事業者、行政職員、研究機関職員の方々が、オンラインとオフライン合わせて40名参加してくださいました。

・JIZAIE 代表取締役 中川から
イベントの初めに弊社代表の中川から、「遠隔就労で実現したいこと」をテーマにスピーチを行いました。以下は、当日の中川のスピーチを抜粋してご紹介します。

私は2022年3月ごろに脳の病気を患い、1ヶ月近く病院に入院しました。
脳の病気のため、入院してから最初の2週間はベッドから立ち上がることを禁止されており、移動したい時は必ず看護師を呼ぶ必要があり、自由に動き回ることが許されない生活を余儀なくされました。このまま、一生寝たきりで仕事に復帰できないのではないかと、将来にすごく不安を感じていました。

また、他にも同じ病棟に入院されている方がいて、寝たきりの患者さんや自由に動き回れない方を多く見ていくなかで、ベッドの上で寝たきりでも外の世界と繋がれる方法がないものかと考え始めました。
入院前から、私は、現在JIZAIEのChairman兼Founderを勤めている稲見昌彦教授が取り組まれていた、自在化身体プロジェクトにご縁があって参加していました。
このプロジェクトでは、自在化身体技術の研究・開発を行っています。
自在化身体技術とは、簡単にいうとAIやVR、ロボットなどのテクノロジーと人間が融合し、思い通りに遠隔にある機械やロボットを操ることができるようになる技術です。自在化身体プロジェクトで研究・開発をしているものを、社会に橋渡しするのが当時の私のミッションの1つでした。

JIZAIEとしても、自在化身体技術を社会実装していくことをミッションとしています。また、JIZAIEのビジョンは、エッセンシャルワーカーやブルーカラーワーカーの方々を含むすべての方が時空を超えて働ける世界の実現を目指しています。このビジョンとミッションを実現するために、現在JIZAIEではリアルタイム遠隔就労支援プラットフォーム「JIZAIPAD」というプロダクトの開発を手掛けています。

「JIZAIPAD」を導入することで、遠隔で食品を選別することや、交通誘導の遠隔ロボットへ信号を送ったり、家畜を遠隔から健康を管理したりなど、さまざまな業界の業務遠隔化のニーズに応えることができます。
これまでご紹介してきたような業界での業務の遠隔化を実現しながら、他のあらゆる業種の遠隔化を実現し、ジョブマッチング機能を備えたプラットフォームを形成して、遠隔就労という働き方を世の中すべての人に提供できるようにしていきたいと考えています。

・登壇者発表

今回は、行政や大学、企業、地域コミュニティ、投資家などの業界から8名が登壇いただきました!
ご登壇いただいた方と、発表テーマを紹介させていただきます。
それぞれの立場から、遠隔就労の可能性や課題、未来について発表していただきました。
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▼登壇者と発表テーマのご紹介
・流山市社協事務局長 早川仁様
『パーソンセンタードの視点で目指す支援領域からの脱却とWell-beingの獲得に係る私見』

・株式会社WaCreation 手塚純子様
・東日本電信電話株式会社 兒玉 名奈様

『遠隔就労が地域コミュニティ・地域に与える影響』

・国立大学法人筑波大学 藤井 さやか 准教授 
『遠隔就労が拓く新たなまちと暮らし』

・医療法人社団 KNI 亀田 佳一様
『遠隔リハビリテーションによる課題解決の可能性』
(オンラインでの登壇)

・国立大学法人広島大学 栗田 雄一教授
『「主観的年齢」で働き方を決める世界のための遠隔就労とヘルスケア支援』

・15th Rock / Founder & General Partner 中島 徹様
『Human Augmentationでのスタートアップの可能性について』

・NPO法人市民ZOOネットワーク 山田 倫太郎様
『動物園へのイメージを変えるとみえるIT技術が動物園にできそうなこと』

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発表内容を聞いた参加者の皆様からは、以下のような素敵な感想をいただきました!

・異業種の取り組み・困りごとを実際にイメージを持つことができた。
・遠隔就労の未来に対しての可能性にワクワクできました。
・自在化技術の応用範囲の広さについて理解することができた。
・今まで考えたことの無いジャンルの話が聞けたので、自分の仕事の取り組みにどう生かすか非常に勉強になりました。

ご登壇いただいた皆様、気づきの多い発表ありがとうございました✨

・ダイアローグ

登壇者の方々に発表いただいた後に、各グループに分かれ意見交換をする時間を設けました。自己紹介から始まり、発表を聞いた感想や普段思っていることや、遠隔就労の未来や課題について話し合いました。ここでは発表者だけではなく、ご来場いただいた方全員との考えを深める機会となりました。

・交流会

イベント終了後には、会場となったInspired.Labのカフェスペースにて、交流会を楽しみました。

イベントの内容でもある遠隔就労でできることのアイデアについてのディスカッションから、会話も弾みプライベートな話まですることができました。
ここでは発表者だけではなくご来場いただいた参加者の皆様とJIZAIEメンバーで考えを深める大変貴重な機会となりました!

交流会にご一緒させていただいたJIZAIEのメンバーにとっても、日頃考えていないような新しいアイデアや情報を共有いただくことができたため、気づきの多い体験ができました。

👀最後に

JIZAIEのnoteでは今後もイベントの開催情報や様子を発信していきます!
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また、JIZAIEでは「全ての人が時空を超えて働ける世界」を一緒に創り上げる仲間を、募集しています。詳しい事業内容については、弊社ホームページをご確認ください。
https://jizaie.co.jp/
募集している職種は、以下のページから一覧で見ることができます。
https://herp.careers/v1/jizaie 
皆様からのご応募お待ちしております!







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