かわいいうなじのすてきな日傘
オキザリスは すこし ねぼすけ
朝一番に 目を覚ます 朝顔たちが
すでにたっぷり おひさまを浴び
そろそろ おやつの時間にさしかかるころ
ふわわわわと のびをして
傘をそっと ひらくように
お花を しゅわっと ひらきます
風にのって ひらひら ぱたぱた
かわいい日傘が あちらこちらに さきみだれます
これから ひらく その傘たちの
なんと かわいい うなじでしょう
すでに 咲いた 傘たちが
まだ つぼみの 妹たちを いとおしそうに みつめています
(じゆうな木)「オキザリスさん、もしかしてその可愛いうなじを見せるために、ゆっくり朝起きるのかしら??🥺💓」
(オキザリス)「♡」
すがすがしい 秋空に
オキザリスの 日傘たちが
つぎつぎと
みずみずしい マゼンタピンクを
朗々と!
まぶしいほどに 解き放ちます
酸味のある ぷくぷくの 葉っぱたちも
さわやかな レタスグリーンを きらめかせ
どんどん ぐんぐん のびていきます
秋空が すき
おひさまが すき
ちきゅうが すき
オキザリスの かわいい日傘が
きょうも かがやいています
ぴかぴかに かがやいています。