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文字通り死にかけた人が抱えるコンビニへの思い

先日お話しした方で、元コンビニオーナー(Aさん)がいらっしゃいます。

アルバイトさんと一緒に店舗をされていて、ご自身も頑張っていたとおっしゃっていました。

採用したアルバイトには研修の一環としてツッコミを教えるほど。

関係構築をするうえで、店長をいじるという手法を取り入れるあたりにびっくりしました。

Aさんは関西の方ではありませんが、アルバイトと関係構築するために取り組んでいらっしゃったそうです。

そのおかげで、コンビニの店長とアルバイトという関係ではなく、ひとつのチームみたいな感じだったそうです。


そんな時に、Aさんは交通事故に遭いました。

一命はとりとめたものの、頭を強く打ったのか4つの脳内出血が発生。

1か月後に目覚めたときには、ベッドに手足を縛られている状態だったそうです。

その後奇跡の回復をされるのですが、自身が経営されていたコンビニがどうなっているか不安で見に行かれました。

すると、アルバイトだけになっていた店舗が、彼らの手で運営されていたそうです。

結局Aさんが入退院を繰り返していたこと、コンビニそのものの母体が変わったことで撤退。

現在は別のお仕事をされています。


…で、そんなAさんの夢は、コンビニ経営をもう一度やることだそうです。

Aさんはもともと「女性が活躍できるようにしたい」という熱い思いがあり、そのためにコンビニ経営を再開したいとおっしゃっていました、

もともと子どもが好きというのもあるのですが、その子どもを言い訳にしてほしくないから託児所付きのコンビニをやりたいとも。

もしそんなものが実現できれば、きっといいことがあるのではないかと思っています。

「そんなのできっこない」と思うのは簡単ですが、純粋にあったらいいなと感じました。

そしてそれとなく応援したいなと思いまして、今回は私のnoteで取り上げることにしたのです。


仕事のやり方や思いは人それぞれですが、私はAさんから本気で死にかけた人やどん底に陥ったことのある人は強いと改めて学びました。

こういう人に、もっとスポットライトが当たってほしいと思うのは、私だけでしょうか?

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