新屋号の由来と私の矜持
本年1月1日から屋号を「字遊堂」に改めて早3か月目に入りました。
今年の夏にはこの屋号をそのまま使用して法人化する予定。
最近「法人の力」をまざまざと感じておりまして、仕事をライターさんに振り分けるため開拓を進めるべく、具体的に進めていこうかなと思っています。
まあ、それはさておき、オンライン面談の際にはこんな背景を使っています。
右も左も反応してもらえるお得な背景(笑)
どの業界のどんな人でも「黙れ。座れ。書け。」は絶対に話題になります。
そら知らない人から見たらなんじゃこりゃ…となりますよね。
余談ですがSNSのヘッダーもすべてこの3単語で、無意識にお客様を追い詰めているようです。
まあ、私らしいので変える気はないのですが……。
んで、それにならんで「字遊堂、いいですね!」と言っていただけることが増えてきました。
横文字屋号や社名があまり好きではなく、Webやってます!感を出したくないと思って変更させました。
法人になることも検討しだして、いよいよ真剣に考えようと思って出てきたのが字遊堂でした。
個人の思想ですが、私は一般的にいわれている正しい文法や美しい日本語という考え方が大嫌いです。
理由は、同じ言葉でもその人が抱えているバックブランドによって受け取る意味やニュアンスは微妙に異なるからです。
形容詞なんてのが最たる例ではないでしょうか?
「美しい」と言われても思い浮かべるものは人それぞれですし、抱えているバックグラウンドや感性によって出てくる答えは異なります。
「お金はかからない文章だったらいいんじゃないですか?」という声が聞こえてきそうですが、そんな機械みたいなことしてるからAIを恐れないといけなくなるんですよ、わかりますか?と言いたい。言っちゃったけど。
要するに自分がないから他の人が言っている綺麗な日本語を自分の正解にしているだけだと、私はそう思うわけです。
だから私は誰になんと言われようと、美しい日本語信者・正しい文法信者が大嫌いですしこの考えを曲げるつもりもありません。
何より見てて疲れる。同じ界隈の人たちとあまり絡むことがなくなったのも、これが原因だとなんとなく分析しています。
文章はもっと自由でいい。形にとらわれすぎる必要はない。自由に文章を書くこと・読むことを楽しんだらいいんじゃないか。
それが今回の新屋号に秘めた想いです。
そっちの方が自由な文章が生まれてとても面白いですよ。
なんとなくですが、この考え方になってから仕事の幅が広がったような気がするのも実体験としてあります。
ちなみに本当は「文」という漢字を使いたかったのですが、字画が悪くて「字」に変更したという蛇足も書いておきます。
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