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何に対して価値を与えるか

久保田幹也（合同会社 字遊堂）

昨日のTwitterでこんな投稿をしました。

取材で京都に伺った際に、従業員さん（？）として働いていた方からいただいたアイシングクッキーです。

娘の影響でYouTubeとかで見ていたのですが、和物好きの私としては非常に魅力を感じた逸品。

写真の撮り方はご愛嬌として、こういうものがあると知っていただけたらいいなと思い投稿した次第です。


さて、このアイシングクッキー、クッキーとしてみると高額のお値段をしています。

気になるお値段は1枚入りのほうが1,000円、4枚入りが1,500円です。

確かにクッキーとしてみれば高額だと思います。

ですが、製作者さん曰く「作品としてみてほしい」とのことでしたのでその観点で見ると納得のお値段です。

実際に大きな神社さんの行事で作品を作られていたり、冠婚葬祭で製作されていたりしているとのこと。

お客様の中には食べずに残している方も多くいるそうで、その理由も納得いく作品を見せていただいたと思います。


この価値の見出し方、私にはなかったものなので本当に学びになりました。

クッキーとしてみれば高いけど、私が作っているのは芸術品なので…

製作者さんの一言が一晩経っても頭の中に残り続けるほどでした。

自分が価値を見出しているものは何なのか、本当に文章だけでその価値を出せているのかを問ういい機会になりました。


【製作者さんのインスタグラム】

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