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娘のランドセル選びを経験して

ゴールデンウイークの頭に、長女が来年から使うランドセルを購入しました。

実はランドセルを背負ったことがない私。京都の方だとお判りいただけるであろう、「ランリュック」と呼ばれるものが通学カバンでした。

ちょうどこんな感じのもの。私が使っていたのはもう少し派手なオレンジ色でした。
引用:日本経済新聞

まあ、私の話は脇に置いといて、今回の経験をちょっとまとめてみることにします。

「思ってたんと違う」が第一印象

ランドセル購入をはじめて意識したのが、娘が年中さんでもらってきたパンフレット。なんと年中さんの1月(つまり、今年の1月)には早々にもらってきたわけです。

はやくね!?!?!?!?

これが素直に感じたことで、妻も同意見でした。

妻はランドセルユーザーだったようですが、購入したのは入学ギリギリだったとのこと。選択肢があるだけ羨ましい気もしましたが、とりあえずランドセルを検討する時期に入ったのだなと思い、娘と一緒にカタログを開きました。

なんか…思ってたんと違う…

量販店の売り場とかで見てはいましたが、詳しくカタログを見てみると、なんというか…いい意味で思ってたのと違いました。

完全に個人的な見解ですが、もっと古臭いと思っていたんです。せいぜいカラーバリエーションと重さぐらいで、あとは大差ないだろう、と。

ところがまあ、なんだこの違いは…!の状態です。製造メーカー各社、違いをびみょー--------な所に盛り込んでいるわけで、カタログ見ないとわからない、という状態。

結局、娘は「欲しい色がない」と言うことで、別のランドセルメーカーのカタログを取り寄せはじめました。世に言う「ラン活」のスタートです。

親も子も疲れてしまうラン活

で今回、GW初旬に早々に購入を決めたわけですが、結論から言えば娘がランドセル選びに疲れてしまったのが最大の理由です。

最初こそ取り寄せたカタログを開いては「〇色がいい~」などと話していましたが、徐々にそれもなくなっていきます。最終的には「ランドセル見ようか」と言っても疲れた顔をする始末。我々のアプローチ方法がよくなかった可能性もありますが、結局早めに決めたほうが良いのではないかという結論に至りました。

もうひとつ、今度は親サイドの話ですが、どのカタログを見ても同じぐらいの値段であることに変わりはないという事実に疲れました。

当初は量販店で売っているものの方が安いのではないかと思っていましたが、フタを開けてみるとそんなことはなく、価格帯はほぼ一緒だったのです。

結局「値段が変わらないなら、ちゃんとしたところで買おう」という結論に。量販店のランドセルが悪いわけでは全くありませんが、娘の希望するカラーがなかった理由もあって、今回は豊岡鞄を作っている羽倉ランドセルさんのショールームにお邪魔することにしました。

娘のフィーリングであっけなく終わったラン活

実は羽倉さんのカタログは、最初にカタログを取り寄せたメーカーさんでもありました。当初から希望カラーを「イエロー」と言っていたのもあって、それを取り扱っているメーカーさんが少なかったという理由があります。

で、試着時間30分間で、娘が「これ欲しい」と強くいってきたのが…

ミントグリーンのランドセル
場所:羽倉ランドセル 江坂ショールーム様にて

もうなんというか、一撃でした(笑)

ミントグリーンかい(笑)まあ、にあってるでええけども(親ばか)

そんなこんなで予約手続き。手作りで作っているそうなので、実際に届くのはもう少しあとになります。

娘は帰りの車の中で「イエローとめっちゃ悩んだ」と言っていましたが、とにかくまあ、ラン活が終わった瞬間でしたw

難しかった「裁量権が子どもにある買い物」

今回のラン活を通じて、裁量権が子どもにある買い物がいかに難しいかを実感しました。

自分なりにはいいカンジでアプローチしていたつもりでしたが、結局子どもが先に疲れてしまうという結論に。実際のところもう少しじっくり検討したかったのですが、これ以上疲れた顔をさせるのも気が引行けてしまったわけです。

ただ、一方で娘は長く使うものを選ぶには時間がかかることを学んでくれたのではないでしょうか。その点に関して娘が何も言いませんが、ランドセル選びを通じて、大切なものを吟味することの重要性を覚えてくれたら幸いです。

で、2年後には次女の番がありまして(笑)

その時には今回の出来事を胸に、もうちょっとアプローチ方法なり、購入時期なりを考えたいと思います。

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