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私の仕事論

なんかこの三拍子、ウケるわ印刷して貼るわでまんざらでもなくなったわけです(笑)

でもこれ、生まれた背景には一応4年近い物書き生活で思ったこととそれ以前の経験を凝縮してます。

フォロワーさんにリプライされて「そういや自分の物書き…いや仕事論が入ってるな…」と。


大元をたどると、私が新卒で勤めていた塾での出来事があります。

当時私は個別指導部の担当者で小1~高3までの生徒を預かり、大学生講師とともにいろいろとやってきました。

じっくり丁寧に教えてくれるところを期待して入塾いただいたことを覚えています。

このときに生徒に対し

黙れ。座れ。やれ。困ったときは手を挙げろ。

この4つを徹底させていました。字面だけ見たらやばい教室ですね(笑)

でも実は個別の塾って、一歩間違えると動物園状態になるんです。

自分の担当教室がどうとかって話ではなかったんですけど、世間一般的に個別の塾=集団授業では扱えない難しい内容をするor個別で教えないと理解できない生徒ばかりだと思っている人もいるでしょう。

あたらずも遠からず…。

コントロールできる講師ならよかったのですが、個別特有の問題で友達化しちゃうともうコントロールできません。授業の主導権が生徒に移ってしまいます。

そこで掲げたのが「黙れ座れ…」でした。


ここから紆余曲折あって今の仕事でも同じことを言えるようになりました。

昔からお付き合いのある方、電子書籍を読んでいただいた方はご存知だと思いますが、私は望んでフリーになったわけではありませんでした。

メンタル障害を抱えてしまい、会社に出られなくなった。それだけです。

それまでは副業で細々やって、お小遣い程度できていました。

しかし、会社に出られなくなったうえに当時の妻は専業主婦。

貯金もあまりなかったので、イヤでも仕事をする必要があったんです。

そこで自分に言い聞かせたのが、これだった。

家族を守るためには、私が黙々とパソコンに向かって、ひたすら書くしかない。

そんな状況でした。


結果として私の仕事論が確立したわけです。

今の仕事で家族を養って貯金も少しできるようになった現在でも変わりません。

だから今回、半ばネタみたいに呟いたものの、共感を多く得られて嬉しかった。

たったそれだけなんです。単純ですよ、ええ。

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