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さくらのちから 『心の絵 by Tathina 』

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4月1日から開催するイベントに向けて部屋の中工場がフル回転している中、地元でもさくら開花宣言を迎えました。
作品とその制作背景をシェアする為にこのnoteをAmanaとコラボで始めたので、今日は桜シリーズ第二弾をご紹介したいと思います。

以前掲載した、桜シリーズ第一弾(2014. 4) はこちら

桜シリーズ第二弾(2016. 4)当時の記録より

持ち帰って来たペインティングの上に桜を描き始めました

この寒い中エアコンが壊れ、
屋根と壁はあるけれど外とそんなに気温差がない部屋

だったら…

窓を開けて桜の木々のエネルギーを感じる
外に出ては桜の木や花をずっと見る

桜達は満開なのに
私の桜はようやく花を咲かせ
満開までほど遠い

手がかじかんで
鼻水出てきては休憩

桜の木ってすごいね
こんなに寒くても
あんなにたくさんの花々を
一斉に咲かせるパワーがあるんだ

私は一斉に花を咲かせるパワーがまだない

そんなことを感じつつ
来年に持ち越しかな、なんて
挫折しかけたりする

目を閉じると
色や水や筆が動いてペインティングが続いてる
あぁ!コレいいじゃん!
と思っても
実際桜や紙や色の前に座ると
その通りにはいかないし
思い通りにいったためしがない

目を閉じて視えるイメージと
今目の前にある風景は
全然違う

満開にしたいのか

満開にしたら終わりとも思わないけど

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2016. 4 さくら by Tathina

当時、この絵をFBに投稿した。
翌日夜9時過ぎに能登にいるMeeraから連絡が来た。

『今すぐ飛行機に乗って能登に来て!』
『明日の昼から始まるペインティングのグループを手伝いに来て!
 あ、新幹線も開通したから今から飛び乗って!』

そんな、無茶な。。

貯まっていたフライトマイルが数日後に国内線搭乗チケットとして使える事がわかり、能登に向かった。

『 Meeraお待たせしました。来たよ!』
『あら、あなた来たの?遅いわよもう。』
『・・・・・』

その後Meeraは、FBで私の桜の絵を見てハッとして、あることを思ったから呼んだと伝えてくれた。
その時は私はそのメッセージを本気にとらなかった。
それは翌年・2017
インドでのペインティンググループで会った時も言われた。
それがMeeraから私へ直接伝えられた最大であり最後のメッセージになり、
わたしにとって始まりのメッセージにもなった。
私の胸に常にあるそのメッセージ。
本来、その始まりにも過程にもMeeraは一緒にいるはずだったのに。。


さくらは一斉に花を咲かせる力がある。
毎日ゆっくりと蕾が変化していくように、
一年かけてゆっくりと、確実に準備をしているんだ。

さくらが訪れる度にやってくる思い出。



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