ド素人からプロの作曲家へ-めちゃやさしい音楽理論:2「scaleを掘り下げ」
こんにちはこんばんは。
浪速のミュージシャン、ボイストレーナーのジウコトモニタです。
先日うpしました、「ジウコの音楽理論:1「scale(音階)について」を、さらに掘り下げた、マニアックなお話をしていこうかと思います。
その初級編とも言うべき記事をまだご覧いただいていない方は、まずはそちらを先にお読みください。(「あ、ここまでは知っているな・・・」と思ったら閉じていただいて大丈夫です)
では、ここからはさらにマニアックに進めていきます。後々のコード理論を理解するうえでは必須となりますので、是非最後までお読みください。
今回はこんな感じで進めていきます。
・クロマチックスケールについて
・それぞれに名称がある
・さらに別名もある(これがコードの理解にめちゃ重要)
・なぜAからではなくCからなのか?
それでは進めていきましょう。
クロマチックスケールについて
クロマチックスケール・・・初めて耳に(目に)される方もいらっしゃるかも分かりません。
簡単に言えばピアノの白鍵も黒鍵も全部弾いたscale(音階)です。
C・C#(D♭)・D・D#(E♭)・E・F・F#(G♭)・G・G#(A♭)・A・A#(B♭)・B・C
でオクターブ。
ギターで言うと、全て1フレットずつ弾いた音階です。
(全部でオクターブを入れて13音。なので、ギターは12fがオクターブ(0~12=13)という訳です)
音の高さは振動の回数で決まります。振動が早くなれば音の高さも上がります。
それが、心地よい感覚で振動回数が上がって行くのが、メジャースケール(長音階)、つまり「C・D・E・F・G・A・B・C」というscaleです。
※割とアバウトな表現ですが・・・ちなみにこの「ジウコの音楽理論、作曲に役立つ、ミュージシャンとして仕事に必要なことのみ解説していきます。なので端折ったり雰囲気的な表現方法を使ったりします。
メジャースケールは「全・全・半・全・全・全・半」という階段でしたが、クロマチックスケールはオール半音程、というのが特徴です。
もちろん、メジャースケールに比べると音楽的要素は少ないですが、ピアノでいうところの黒鍵の使い方は、作曲においてもとても重要なエッセンスになるので是非覚えておきましょう。
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