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ミックスボイスをより強く発声するシンガーズフォルマント

ミックスボイス(特にポップス、ロックの歌唱)において、シンガーズフォルマントの知識は必須となります。

発声では上手くいくけど、歌声に使えない、といった方を多く見かけますが、そのほとんどの方がここで躓いている印象です。


こんにちはこんばんは。
クリアボイスミュージックスクールのボイストレーナー、ジウコトモニタです。

こちらではガチでボイトレを極めたい方、ボイストレーナーになりたい方に向けてのガチの内容をお届けしております。

ボイストレーナー歴約15年(2021年10月現在)、武道館クラスのメジャーアーティストからTVタレント、芸人、アナウンサー、ラジオパーソナリティなど、声を扱う仕事で活躍されている方のボイストレーニングを数多く担当させていただいてきました。

その中で得た、「僕にしか出せないボイストレーニングのノウハウ」を惜しみなくお届けしていきたいと思いますので、是非最後までお読みください。


今回は前回記事の続編となっております。併せてお読みいただくとより一層理解が深まるかと思いますので是非お読みください。

【ボイストレーニングにおいて特に重要なフォルマント同調】


シンガーズフォルマントはポップス、ロックを歌う上で欠かせない発声法です。もちろん、前回記事のフォルマント同調がベースにあった上で、という話になります。

発声ではチェスト~ヘッドまで繋がっている、けど歌声に使えるトーンではない、というお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

かといって鋭い声を作ろうとすると喉を締めてしまう、地声を張り上げてしまう…

桜井和寿さんや稲葉浩志さんはどうやって発声しているんだろう…?
(桜井さんや稲葉さんの発声を「地声発声」と言ってしまうボイストレーナーさんがたくさんいらっしゃいますが…地声であれだけ長年歌っていたらとうの昔に声が出なくなっています)


是非シンガーズフォルマントの知識を得て、正しいミックスボイスを習得してください。
また、ボイストレーナーの方は強いミックスボイスが出せるように適切な指導をおこなってください。

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