最強ボイトレ論11:ハイラリンクス(喉が上がる)原因と改善の考え方
こんにちはこんばんは。
クリアボイスミュージックスクールのボイストレーナー、ジウコトモニタです。
こちらではガチでボイトレを極めたい方、ボイストレーナーになりたい方に向けてのガチの内容をお届けしております。
ボイストレーナー歴約15年(2020年現在)、メジャーのシンガーからTVタレント、芸人、アナウンサー、ラジオパーソナリティなど、声を扱う仕事で活躍されている方のボイストレーニングを数多く担当させていただいてきました。
その中で得た、「僕にしか出せないボイストレーニングのノウハウ」を惜しみなくお届けしていきたいと思いますので、是非最後までお読みください。
それでは早速話を進めていきましょう。
今回のテーマは「ハイラリンクスの改善」です。
ハイラリンクスとは、喉頭(Larynx)が高く(highに)なることです。
よくなんちゃっての人が「喉が上がってるね」「喉が締まってるね」「腹式呼吸ができてないんじゃない?」なんて言いたがりますが、そういった人に、具体的に喉が上がる原因と腹式呼吸の関係を説明してもらいたいものです。
現在ハイラリンクスで悩んでいる方で、一向に解決しない方、いらっしゃるんじゃないでしょうか?
あるいはボイストレーナーの方で、生徒さんのハイラリンクスが一向に改善しないという方もきっと多いと思います。
何故だと思いますか?
それは、喉を下げるトレーニングをするからです。
一見、禅問答のようですが、大抵の、というかほぼ100%の人が「喉が上がる=喉を下げる練習」だと思っています。
いいかげん、改善されないんだから別の方法考えましょうよ。
今回の記事では、「そもそもハイラリンクスはいけないのか?」、次に「ハイラリンクスの原因は何か?」「喉を下げる練習がいかに非効率か(むしろ逆効果)」、長くなるので2作に分けさせていただいて、次回の記事では「ハイラリンクスを引き起こす直接的な原因」「その具体的な改善方法」という感じでお話を進めていきたいと思います。
では、一つ一つ掘り下げていきましょう。
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