技の習得法
柔術は技が数千数万あると言われているのですが、きっと全て得意な人はいないでしょう。
自分が得意な技を探すために1から探していては時間がいくらあっても足りません。
その数多ある技をどのようにして選び、習得するか書いていきたいと思います。
1 興味ある技を選ぶ
人間興味あるものは頭に入りやすいものです。
あの動きかっこいいなとか、興味があればどんどん試してみましょう。
自分の好きな選手を参考にしてもいいかもしれません。よくしてくれる先輩でも何でもいいです。
白帯にベリンボロは早いとか言ってくる人がいても無視して下さい。
ある程度の柔術の動きができるなら、別にどんな技術を学んでもいいと僕は思います。
2 体型にあったものを選ぶ
もし興味あるものがなかったり、迷うようなら自分の体型に向いてそうな技をチョイスするといいでしょう。
筋肉質だったり、手足が長かったり、向き不向きな技術はたくさんあります。
たくさんあるのでここでは省略しますが、体型による向き不向きはジムの先輩に聞いてみるといいです。
3 打ち込み
チョイスした技を打ち込みしていきます。
まずはじめは抵抗なし、慣れてきたら少しだけ動いてもらうと感覚を掴みやすいです。
手順を考えずにできるまで繰り返しやってみましょう。
とりあえず100回ぐらい打ち込みしてみると感覚が掴みやすいです。
4 スパーで試す
ここまで来てやっとスパーで試します。
100回位スパーで試して自分に合いそうだと感じたら、その技の派生を学んでいきます。
相手の抵抗が来たら別の技に移行したり、押し切る技術を覚えましょう。
もし合わないと感じたのなら、スパッと諦めます。固執している時間がもったいないです。
合わなくても練習した技術は無駄になりません。
自分がやることによって、この技はどう抵抗されたら嫌かは感じ取れたはずです。
同じ技をかけられたら、それを今度は自分がすればいいだけです。
あと、諦めた技術は後々使うことが多々あります。
僕はたくさんありました。
つまり技練習に無駄なことは一切ないです。
5 試合で使う
100回スパーで決まれば多分1回は試合で使うことができるはずです。
試合で防がれたら動画を見直して、なぜ防がれたかは絶対に修正しなければなりません。
試合で使える技術が最も信頼できるので、試合で決まった技は大事にしましょう。
そこから自分の得意技がうまれるかもしれません。
とまぁこんな感じです。
試合中にひらめきで動ける人も中にはいますが、僕はここまで用意しないと動けません。
ぜひ参考にしてみてください。
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