平均型と一点特化型
大まかに分けてプレースタイルはこの2つに分かれると思うのですが、みなさんはどちらでしょうか?
平均型とは満遍なく技術を習得していること、一点特化型とは1つの技術を深く習得していることを指します。
もちろん帯が上がれば上がるほど高いレベルの平均型になっていきますが、稀に一点特化型のまま帯が上がっていく人もいます。
この2つの型のメリットデメリットが本日の記事となります。
1.1 平均型のメリット
なんと言ってもどの局面でもそこそこ戦えることが最大のメリットとなります。
試合中に相手の苦手な所を探し当てることができれば、そこが勝機となります。
逆に防御面ではどの局面でも大崩れしてしまうことはあまりないスタイルと言えます。
1.2 平均型のデメリット
大崩れすることもないですが、そこまで一気に局面を変えることが出来ないかもしれません。
リスクのないポイントゲームをすることが多いため地味と言えば地味です。
俗に言う器用貧乏になりがちです。
2.1 一点特化型のメリット
ずばり誰にでも勝つ可能性があることが最大のメリットです。
ジャイアントキリングを起こせるのがこのスタイルの特徴と言えます。
足関節、三角絞め、十字絞めなど、各々得意な技がはまれば一瞬で試合を終わらせる力があるのが魅力でしょう。
2.2 一点特化型のデメリット
あっさり負けるときがあります。
はまれば強い分、はまらなければ脆いのがこのスタイルです。
しっかり対策を練られた場合、相手の対策の上を行かない限り負けが濃厚となってしまいます。
極めの一点特化型はポイントゲームに弱い傾向があります。
3 結局何をすればいいのか
攻撃は自分の体格や年齢もあるので、好きにすればいいです。
ロマンを追い求めて足関節技を磨くもよし、固めて固めてのポイント勝ちも立派な戦術となります。
ただし防御だけは必ず平均的に学びましょう。
この体勢になれば負ける、この技が来れば負ける、という状況は消さなければ安定して勝てません。
とまぁこんな感じです。
一発で試合をひっくり返したりするのはかっこいいです。負けない試合運びというのも柔術っぽくていいですよね。
つまりどっちもいい。
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