見出し画像

ランサーズ、「生成AI業務活用実態調査」を公開。約8割が業務効率化を実感➕他AIニュースまとめ (2024年09月23日)

自習ノートの広報です。(コーポレートサイトはこちら
*当社では、教員や学校、教育委員会向けにAI技術を活用することで、教育現場での業務負担を軽減し、生徒一人ひとりに最適な学びの環境を実現するためのお手伝いをしています。(詳しくはこちら

それでは、本題。
本日も注目のAIニュースを集めてみました!

特にランサーズの調査結果は、生成AIの業務活用が着実に広がっていることを示しています。特に、ライティングや翻訳分野での利用が先行し、約8割の利用者が業務効率化を実感している点が印象的です。今後はデザインや動画制作などのクリエイティブ分野への展開も期待され、AIが人間の創造性をサポートし、生産性を向上させる可能性を示唆しています。AIと人間の協調による新たな働き方の模索が始まっているといえるでしょう。


東京都、「TOKYO縁結び」開始 AI活用でマッチング

東京都が9月20日からAIを活用したマッチングシステム「TOKYO縁結び」を開始する。都内在住、在勤、在学の18歳以上の独身者を対象に、価値観診断テストやライフスタイルの一致度を基にパートナーを紹介する。登録料は11,000円で2年間有効。東京都の調査では、未婚者の67%が結婚を希望しており、このシステムで結婚を望む人々を支援する。

AI安全利用で11月に国際会議、米政権が主導

バイデン米政権は11月20、21日にカリフォルニア州サンフランシスコでAIの安全利用ルールを議論する国際会議を開催すると発表した。レモンド商務長官とブリンケン国務長官が主催し、「AIセーフティ・インスティテュート国際ネットワーク」の第1回会議となる。日本を含む10か国・地域が参加し、AIの安全性や信頼性に関する優先作業分野について議論する。

ランサーズ、「生成AI業務活用実態調査」を公開。約8割が業務効率化を実感

ランサーズ株式会社が563名を対象に実施した「生成AI業務活用実態調査」によると、40.1%が業務で生成AIを使用しており、22.2%が今後の使用を検討している。約8割が業務の時間短縮効果を実感し、特にライティング・翻訳分野での活用が顕著。今後はデザインや動画制作分野での活用意欲も高まっている。

「AI国際パネル」新設提言 諮問機関が最終報告書 国連

国連の諮問機関が人工知能(AI)に関する最終報告書を公表し、「AI国際科学パネル」の新設を提言した。このパネルは、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)を参考に、AIの技術動向やリスクに関する年次報告書の作成や注意喚起を行う。また、世界118カ国が参加可能なAIのルール作りの必要性も指摘している。

世界のAIアプリ市場が急成長。売上高は北米、ダウンロード数はインドがトップ

米調査会社センサータワーの報告によると、2024年1~8月の世界のAIアプリのダウンロード数は前年同期比26%増の22億回、売上高は51%増の20億ドルに達した。ダウンロード数ではインドが21%でトップ、売上高では北米が47%を占めた。ChatGPTが最もダウンロードされ、売上高も約2億3000万ドルを記録した。

難しい問題が解けるOpenAI o1、生成AIの次なる競争は「推論の計算量」

OpenAIが発表した新AI「o1」は、科学やコーディング、数学の難問を解決できる。従来のGPTシリーズとは異なり、強化学習を重視した開発手法を採用。推論に投じる計算量が大きいほど難しい問題が解けるという新たな法則を示し、AIの新たな競争軸となる可能性がある。

なぜ生成AIはこんなに便利でも使われないのか?ガートナー流「アメとムチ」の成功戦略

生成AIの企業導入が進む中、多くのビジネスツールにAI機能が搭載されている。しかし、導入後の効果的な活用に課題を抱える企業も多い。ガートナーの林宏典氏は、生成AIの5つの種類を説明し、成功のための3つの条件を提示。さらに、「アメとムチ」戦略の重要性を強調している。

自治体での生成AI活用の実態とは?──札幌市/志摩市/宮崎市の担当者が"手応え"を明かす

Google Cloud Next Tokyo '24のパネルディスカッションで、4つの自治体(札幌市、志摩市、宮崎市、肝付町)が生成AI活用の実態を報告。札幌市は職員向けAI研修を実施、志摩市は独自AIチャットを開発、宮崎市はコスト削減効果を実感。各自治体が試行錯誤しながらAI活用を進めている様子が明らかになった。

生成AI、業務に利用する人は38.4% 導入にどんな課題が?

GMOリサーチ&AIの調査によると、生成AIの認知度は70.2%に達しているが、業務での利用率は38.4%にとどまっている。2024年5月の調査と比べて4.7ポイント増加したものの、依然として導入への課題が存在する。調査結果から、生成AI活用の現状と課題が浮き彫りになった。

AI使ってウイルス作成を実証 警察庁、犯罪利用を警戒

警察庁が複数の生成AIサービスを使った実験で、ランサムウエアなど数種類のコンピューターウイルスの作成に成功した。高度な専門知識がなくてもウイルス作成が可能な状況が明らかになり、犯罪利用のリスクが実証された。警察庁は今後、AIの犯罪利用に対する警戒を強化する方針。

X(Twitter)の注目の投稿まとめ

今回はこれで終わりです。次回もお楽しみに!

<自習ノートについて>
当社では教育機関向けの生成AI導入支援サービスも提供しています。生成AIの導入からその効果的な活用方法、さらに継続的なパフォーマンス分析・改善までを一気通貫でサポートします。最近開催した生成AI導入セミナーでも、多くの教育現場の方々からご好評いただきました。これからのAI活用にご興味のある方は、ぜひこちらのリンクよりお問合せください。

自習ノートのサービスについての詳細や、お問い合わせはこちらのリンクからどうぞ。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

https://www.jishu-note.co.jp/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?