見出し画像

#29 顔出しをする意味

みなさんこんにちは!
今日は趣旨を少し変えて、僕が顔出しでnoteを始めることに至った考えを書いていきたいと思います。

顔出しを始めるにあたって

正直、20代の頃は自分のことを好きな自分がいたと言うか、音楽をやっていたこともあり、ステージやお客様の前で演じると言うことをやっていたので、当時のSNS、mixiやFacebookではライヴの時とか、旅行した時に撮った自分の顔とかを普通に出したりしていましたが、、、

30代になり、仕事漬けになったことにより、明らかにステージや誰かの前に立つという状況が少なくなり、自分に対する自己肯定感が明らかに下がっていたんだなと思います。

30代の頃からあまりSNSの投稿をしなくなり、周りの友人達も結婚ラッシュが続き、あまり前みたいに遊べなくなり、ますます、家と職場の往復の人生になり、人前に自分を晒すということが少なくなってきました。

久しぶりに旅行に行った時とかに写真を撮った時も、特に誰かに晒すわけでもなく、自分の携帯の中に保管して終わりみたいな感じでした。

そんな感じで40歳まで来てしまい、30代後半からのあまりの自分の容姿の変わり具合に気付いたんです。

それが次世代のイケおじ(ジセおじ)活動を始めるきっかけになったのですが、その時に意を決して、顔出ししていこうと決めました。

多分、顔出ししなくても全然こういう活動はできると思うのですが、顔出しをしているのは自分の為だとも思っています。

顔出しすることにより、まずは自己肯定感を上げていこうと考えました。
誰かが自分の容姿を見て笑っているとかの、自分の中の思い込みの『たがを外す』ということができるようにしたいと思ったのがきっかけです。

話は変わりますが、ちょうど30代の頃にyoutuberとかインスタグラマーと言われる人達が世間一般に認知されるようになり、そして当たり前のように、顔を出して配信をしている姿を見て、最初は大丈夫?とか思ってたり、それでお金を稼いでズルイとか思っていた時期はありました。

でもズルイとか思う時点で、そういう風に当たり前のように彼・彼女らがやっている世界(領域)に憧れがあったし、でもなぜか自分ではそんな顔出しで配信とかできないよなぁ、、、って自分ができないという世界(領域)に留まっていたと今考えれば思います。

自分ができないという世界から、新しい世界にチャレンジで一歩踏み出すことで、別に顔を出すことはたいしたことないし、自分が思っているよりも、誰も自分のことなど気にしていないというのが、始めて気付いた感覚です。

で、実際に4月~やってきた成果が少しずつですが出てきているというのが、顔出しすれば、誰が見てもわかるようになるし、そういう意味でも、変わりたいという誰かのお役に立てれば良いなと思えるようにもなりました。

正直4月までの自分自身のことも嫌いではないし、そのままでも愛せるなという気持ちはあります。でも、なんか一生に一度の人生だから、このままの生活で終わるのは嫌だなって思いました。

母の他界前の言葉

そう思ったきっかけの一つに昨年(自分が39歳)の2月に67歳という若さで癌で他界した母の言葉がありました。

他界する3週間前に緩和ケア病棟に入院しました。
医者からは余命2週間の伝えられていたので、2日に1回はできるだけ頑張ってお見舞いにいけるように予定をお見舞いを中心にしました。


大分ぼやけていますが、、、他界前の母と


上が私で下が僕と統一感がない、、、



まだ話せるときに母から譲り受けた一言があります。

『私は定年してから、自由に旅行行ったり余生を過ごそうと思っていたけど、その時に癌を患って、結局ほとんど何もできなかった、、、』

『若い頃にやりたいことやった方が良い。思い残すことのないようにこれから生きていきなさい。』

と、、、

正直、うちの母は、小さい頃から常識に厳しく、ちゃんと良い大学行って卒業して、良いところに就職して、結婚して、定年になったらお店やるなり好きな事やりなさい。そして常識外れのことはやっちゃダメみたいなそんな人でした。

案の定、僕が20歳の時にギターを始めて音楽をやっていくから大学を辞めると言った時も猛反対して、大学と両立しながら音楽をやっていったのですが、卒業してからフリーターで音楽活動を続けていた時も、早く就職しろとか常にプレッシャーはかけられていました笑

僕が本格的に正社員で働き始めたのが26歳の時で、その時は自分事のように喜んでくれたのを覚えています。

そんな母が、他界する前にそんな言葉を残すのは意外でした。
それもお見舞いに行く度に同じようなことを言われていたので、僕は正直少し面を食らっていた部分はありましたが、、、

ただその言葉の意味を少し重くかみしめていました。

母はそれから間もなく、癌の肺へ転移状態が酷く、言葉を発することもできなくなり、他界しました。

さすがに母が他界した時、火葬する時は涙が止まりませんでした。

『やりたいことは身体の動くうちにやる。』
その言葉を深く胸に刻み込んだのはこの時です。

僕は身体はずっと動かす職業だったので、他の同じ歳の人と比べると体力はあった方だと思いますが、精神的に疲れすぎていたのでと思います。

母が他界してから、前の会社を続けるにあたって、全く何も考える時間がない位忙しくて、コロナのため社員がどんどんいなくなり、人件費削減削減で、どんどん自分が会社でやりたいことや、理想的なお店つくりができなくなっていき、正直モチベーションはほとんどなくなっていました。

ほぼ気力だけで、生活の為にという考えで仕事をしていましたが、やっぱりそんな状況での仕事って身体にも精神にも来てしまうんだなって当時の写真を見ると思います。

前の仕事を辞めると決めた1月から、やりたいことを模索し始めました。
仕事で店舗運営や店舗作りに関わっていたこともあり、食の技術もそこそこあったので、最初は自分のお店(飲食店)をやりたいと思っていましたが、資金面だったり、時間的拘束だったり、何より自分のお店を売り出すというマーケティング能力が不足しているなと思いました。

4月から始めた今の自分磨きも、自分をマーケティングするという意味も籠めて始めています。

マーケティングするという部分も含めて、僕は変化を顔出しで発信していこうと強く思いました。

絶対に努力すればするだけ、努力の方向性が間違っていなければ良くなるし、自分に対して自信が持てない人や、変わりたいと思っている人に少しでも力を分け合えることができればと思っています。

今誰かが、自分が規定している世界(領域)の外側へ世界を広げていくことの橋渡しができるきっかけになれたら良いなぁとも思います。

そんなこんなで長くなりましたが、顔出しで発信するに至ったきっかけについて書きました。

やりたいことって考えれば考えるだけ、本当に沢山出てくるんですよね。
学生時代とかって有り余るくらい時間があったのに、そういうことを真剣に考える時間って少なかったと思います。

僕の場合20歳の誕生日にギターに出逢って本気で取り組めただけ幸せなのかもしれませんが、それがなかったら普通に就職活動して、、、っていう人生が待っていたかもしれないので、ある意味とても感謝していますが

大人になってからやりたいことを本気で考えれる時間ってどれほどあるんだろう?って考えると、考える時間が少ないほど、真剣に考えるという矛盾を経験しますよね。笑

僕は真剣に今やっている活動を伝えていきたいし、僕自身もどんどん変わっていきたい!と本気で思います。

これだけ本気でやりたいと思ったのは、ギターを初めて触った時以来なので、全力で提供したいし、全力で受け取れたらと思います。

まとまりませんが、これからもちょくちょく顔出し発信頑張っていきます!!

よろしくお願い致します。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?