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「あの頃」にさよならを告げるために

昨日の記事の続きです。

「あの頃」は既に過ぎ去り、もうどうやら戻れないとわかった今。

しかし、現実的にはコロナは少なくとも国内ではまだ全然収束しておらず、感染者数は(本当かどうかはともかくとして)数値上では増え続けてるし、なんとも中途半端なこの状態。

つまり、これって後ろに戻れないし、前にも進みづらいという、まるで板挟み状態です。

こういう時、人はいろんな事をいいますね。「身体を休めましょう」「バランスのとれた食事をとりましょう」「適度な運動と日光浴を」「免疫を落とさないように気をつけて」など。

ふむふむ、確かにそれらは大切なように見えます。少なくとも、不健康ではなさそうだ。

しかし、うーん、肝心要なところが抜け落ちているともいえるかもしれません。

それは、

「前進するにはどうしたらいいのか」

ということです。

こんなことを書くと、一定数の人達は「こんな時までガツガツしちゃって。休めばいいのに」とだいたい言ってくるのであえて書きますが、人が生きる上で非常に重要になってくる感覚というのがありまして、それは『昨日よりも今日の方が成長していると感じられるかどうか』ということです。つまり、昨日よりも減退していると感じたり、全然変わっていないと感じる時、人は落ち込んでいく傾向があるのです。それはまるで風船の空気が少しずつ抜けていくみたいに。

だからこそ、「前進した」という感覚を自分が持てるかどうかが非常に重要になってきます。それは生きるエネルギーともいえますね。別に大きな事じゃなくて、本当に小さなことでいいのです。ただ1つ気をつけたいのは、人の評価を基準にしないこと。あくまでも自分軸です。

今日はそのポイントとプロセスについて考えてみたいと思います。これはあくまでも私の個人的意見ですよ。

ポイントは、主に3つにまとめてみました。

■適切な情報を収集して行動しよう

現在、とてつもなく重要なのは適切な情報を得ることです。

これについては、先日から次世代心理療法研究会内で開催している「生き抜く座談会」でバンバンと取り上げていることでして、ご参加くださっている方々にとっては耳タコになってると思いますが、大手一般メディアの情報は残念ながらフェイクであったり、歪みまくっていますので、到底信じることはできません。スポンサーで成り立っているシステムですので、まあ仕方ないといえば仕方ないのですが。それにしても度が過ぎている今日この頃です。

だからこそ、信頼できる情報ソースから適切な情報を得ていきたいんですよね。このやり方にはコツがあります。

今、生き延びるために必要な情報をピックアップすると、健康、お金、食料に関することはマストレベルかと思います。

おそらくですが、今(2020.4.24時点)と半年後や1年後は、それはもうこの3要素の状況がびっくりするぐらいに変わっていることでしょう。この意味がよくわからない方には、情報収集の方法を今一度見直してみることをおすすめしたいところです。気づいたら遅かったとならないために。

それと、自営業者、個人事業主や1人暮らしの方など、リスクが高まってきている方は、国や地方公共団体、金融機関などが設けている給付金、助成金、補助金、貸付などの情報を積極的に得て活用していくと、経済的な面での安心感は高まると思います。現在このような状況ですので、無利子・無担保や実質無利子などのサービスや家賃補助など、ありすぎてわけがわからなくなるほど出ていますので、恥ずかしがらずにどんどんと問合せをしてみてはいかがでしょうか。

今、一般大手メディアのニュースは、一律10万円給付と個人事業主や中小企業向けの給付金ばかりですが、実は他にも様々な給付金があるのです。

こういった情報を得て、実際に行動していくと、不透明すぎる先行きがだんだん見えてきて、「前進した」という感覚が芽生えてくるかもしれません。

■人とのつながりを大切にしよう

これもとてつもなく重要です。生命の危機を感じるといっても過言ではない異常な状況の現在、人のぬくもりは大きな癒やしとなりますし、上述した情報収集も同時に行えたりします。お互いに勇気づけ合って、自分の存在を確認したり、自分が人の役に立っているという感覚や助けてもらったという気づきも大切です。

今まで人とのつながりを大切にしてきた方は、それを継続していかれるといいと思います。その一方、あまり大切にしてこなかった方は、今この瞬間から大切にしていくことで、少しずつ関係性が変化していくと思います。それは対面に限らず、オンラインでの付き合いもまったく同じです。大切なことは、今この瞬間から変わっていくと決意することだといえます。

■この人生でどうありたいかを考えて実行しよう

このような状況だからこそ、人生観を見直す絶好のチャンスだといえます。

あなたがこの日本に、この地球に生まれてきた理由を思い返してみると、根本的に大切にしたかったことが見えてくるかもしれません。

つまり、あなたが今生を全うする上で絶対に譲れないことは何なのかという気づきに繋がります。

そして、見えてきたら、具体的な行動に移していきます。それは人にどう思われても気にしないことです。これはあなたの人生であり、基本的に何をするかはあなたの自由ですから。破壊的行為でさえなければ、何をしてもいいのではないでしょうか。

このように行動していくと、「前進した」という感覚がさらに深まることでしょう。

そして、気がつくと「あの頃」にさよならを告げているかもしれません。あなたを心から応援しています。

ー今生を生き抜くための智慧を身につけようー



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